ニュース

ソニー、GPSやハイレゾに対応したIoT向けプロセッサー搭載ボード

 ソニーは、IoT向けスマートセンシングプロセッサー搭載ボード「SPRESENSE」(スプレッセンス)を発売する。メインボードと拡張ボードの2点が商品化され、価格はそれぞれ、5500円(税抜)と3500円(税抜)。オンラインまた、一部店頭でも販売を予定している。

SPRESENSE メインボード「CXD5602PWBMAIN1」(左)、拡張ボード「CXD5602PWBEXT1」(右)

 メインボードはGPS・GLONASSをサポートし、位置情報の取得が可能。オーディオ機能として、192kHz/24bitのハイレゾ音源の録音・再生に対応する。低消費電力でありながら6個のCPUを搭載したマルチコア構成を採用し、個人でも容易に汎用性の高いアプリケーションの開発をすることができる。

 メインボードに組み合わせて使用できる拡張ボードは、ヘッドホン端子、マイク端子、SDカードスロットを備えており、オーディオアプリケーションの開発に活用が可能。

 同商品のソフトウェアやハードウェアの技術情報はSPRESENSEの専用ページにて公開される。開発環境は「Arduino IDE」、「Eclipse IDE」などに対応する。また、8月4日~5日に東京で開催されるMaker Faire Tokyo 2018にて同商品と2018年8月に発売を予定しているカメラボードの展示を予定している。