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2022年には日本がデバイスあたりのアプリ支出額で世界トップに、App Annie予測

 App Annie(アップアニー)は、2017年の実績から、2022年までのアプリ市場予測レポートを発表した。

2022年までに世界のアプリダウンロード数は2582億件に

(出典:App Annie)

 アプリのダウンロード数増加はスマートフォンが2017年の39億台から、2022年には61億台に台数が増えることによるもの。台数が増えるのは新興市場のスマートフォン増加が理由。

日本のアプリストアにおける消費支出は世界3位に

(出典:App Annie)

 アプリのダウンロード数の国別の予測では、中国はダウンロード数トップを維持し続ける。インドは、安価なAndroidデバイスの増加と補助金を受けた4G通信サービスの拡大により、スマートフォンが普及し、ダウンロード数が2位になると予測されている。成熟した市場の米国と日本では、2022年までに年間ダウンロード数が安定し、デバイスあたりの年間平均アプリダウンロード数は、米国が21件、日本が15件と予測されている。配信アプリ数は増加する一方で、ダウンロード頻度は低下する見込み。

 アプリストアにおける消費支出額の予測では、米国、日本などの成熟した市場が消費支出の急増を示すと予測されている。

 同レポートではほかにも、地域別のアプリのダウンロード数、消費支出額についてまとめられている。

デバイスあたりの年間支出額では日本がトップに

(出典:App Annie)

 2022年にはアプリに対するデバイス当たりの平均支出額が25.65ドルに達する見込み。レポートによれば、日本のデバイス当たりの年間支出額は、2022年に世界平均の6倍近い140ドルを超える見込み。これは国別ではトップの支出額になる。