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Googleの「高度な保護機能」がiOS標準アプリに対応

 グーグルは、Googleアカウントのセキュリティを高める「高度な保護機能」がiOSの標準アプリに対応したと発表した。

 「高度な保護機能」は、強固なセキュリティを必要とするユーザーに向けたプログラムとして、2017年10月に提供開始された。Googleアカウントにサインインする際に物理的なセキュリティキーを必須とする2段階認証機能のほか、サードパーティ製のアプリケーションを利用したGoogleアカウントへのアクセスを遮断する機能などが含まれている。

 従来は、iOSユーザーが同プログラムを適用した場合、Googleアカウント上のデータには、「Gmail」や「Googleカレンダー」などのGoogle製アプリからのみGoogleアカウントに紐づく各種データにアクセスできる仕様となっていた。

 5月3日から、iOS端末にプリインストールされている「メール」「連絡先」「カレンダー」などのApple製アプリでも「高度な保護機能」を適用したGoogleアカウントが利用できる。