ドコモ「あんしんネットセキュリティ」がサービスを一部変更、2018年2月～

　NTTドコモは、「あんしんネットセキュリティ」のサービス内容を2018年2月21日より、一部変更する。

　「あんしんネットセキュリティ」は、ウイルス、危険サイト、危険Wi-Fi対策、迷惑電話対策などがパッケージとなったオプションサービス。ドコモ契約者向けに月額200円（税抜、以下同）で提供されている。今回の変更では提供されるサービスに大きな変化はないが、一部の提供条件が見直され、より分かりやすい提供内容となるよう整理される。

　「あんしんネットセキュリティ」のサービスの1つとして提供されている、迷惑電話を警告する「あんしんナンバーチェック」は、2018年2月21日をもって単体契約での提供は終了となる。単体契約でユーザーは自動解約されるため、継続して利用する場合、「あんしんネットセキュリティ」に申し込む必要がある。「あんしんナンバーチェック」の単体契約は「あんしんネットセキュリティ」と同額の200円で提供されており、移行することで利用できるサービスが増える形となる。

　また、これまで「あんしんネットセキュリティ」の契約時に、「迷惑メールおまかせブロック」「あんしんナンバーチェック」を契約するか選択する必要があったが、同日以降はこの選択はなくなり、「あんしんネットセキュリティ」を契約すると、「迷惑メールおまかせブロック」「あんしんナンバーチェック」もセットで提供される形に変更される。料金は変わりない。

　「My docomo」には、新たに「あんしんネットセキュリティ」の各サービスの機能をオン・オフする設定が用意され、使わないサービスを選んでオフにする形に変更される。現在、「あんしんネットセキュリティ」を契約していて、「迷惑メールおまかせブロック」や「あんしんナンバーチェック」を選択していないユーザーは、同日以降、4月上旬にかけて順次、両サービスが利用できるようになる。

　なお、ドコモメール・spモードメールのウイルス対策サービス「メールウイルスチェック」は、同日以降、あんしんネットセキュリティのパッケージ内容から外される。「メールウイルスチェック」は、すでにspモードの無料オプションとして提供されているため、サービスの重複を省くために外された格好となる。