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「スマートハブラシ」で歯みがき指導、富士通×サンスターが歯科医院向けに
2017年12月25日 16:12
サンスターグループ オーラルケアカンパニーと富士通は、スマートハブラシ「G・U・M PLAY(ガム・プレイ)」と活用した歯科医院向けのサービスの販売を開始した。2018年1月31日より提供される。
両社が提供するサービスは、通院患者の毎日の歯みがきの情報をスマートハブラシを通して取得し、歯科医と共有できるというもの。来院時の診察した内容とあわせて診察の参考にすることで、患者1人1人に合わせた歯科指導が可能になるとしている。
「G・U・M PLAY」では、専用のスマートフォンアプリを利用。磨き方のクセに合わせた歯みがきの手順や時間配分を表示する。みがき方を採点したり、みがき残し状況を表示したりして、歯みがきの習慣化につなげることができる。みがき方やみがき残しデータはアプリを介して、富士通の歯科医院向けクラウドへ保存。「歯の健康ファイル」として、患者、歯科医師、歯科衛生士の間で共有できる。
サンスターと富士通は、予防型歯科医院を中心に展開し、2020年までに約500の歯科医院へのサービス導入を目指すとしている。