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TONE、子供が使用時間の約束を守ると1GBをプレゼントするサービス

紙に書いた約束をスマホに反映する機能は自由記述のリマインダーに対応

 トーンモバイルは、子供が夜間利用できないモードなどの「親子の約束」を1カ月間守ると、「高速チケット」の1GB分のデータ通信量を毎月プレゼントするサービスを開始する。また、紙に書いてスマートフォンに設定を反映させる「親子の約束」機能の内容もアップデートする。

 トーンは7月に、女性誌「VERY」とのコラボレーションとして、ママの視点も取り入れながら子供向け機能を開発。夜間は子供にスマートフォンを使わせないという共同宣言も発表している。この中で新機能として紹介されていたのが、紙に、電話やYouTubeなど各機能を使用できる時間帯を書きこんで、スマートフォンのカメラで読み取り、子供が持つスマートフォンに設定を反映させる「親子の約束」機能。

 この「約束」の内容を解除することなく1カ月間利用すると、ご褒美として「高速チケット」の1GB分のデータ通信量がプレゼントされるようになる。「高速チケット」ではWi-Fiを利用することなく、モバイル通信で1GB分までを高速な通信速度で利用できる。

 また、電話やアプリの時間帯だけでなく、ほかの設定もできないかという要望を受け、「親子の約束」の用紙には自由記述欄を設けた。この部分はリマインダーとして画像で後から表示することができる。

 トーンモバイルは20日に記者向けの発表会を開催。トーンモバイル 代表取締役社長の石田宏樹氏が登壇し、前倒し気味で「学割」商戦が始まっている市場に対して、すでに月額1000円と安価な価格で提供していることや、子供と親が安心して使えるようにする付加価値で独自性を出していく方針を説明した。

 発表会にはイメージキャラクターの坂口健太郎が登場、小中学生の3人の子供も登場し、トーンモバイルのスマートフォンを親におねだりする練習や、クリスマスに関連した話題で盛り上がった。