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自走するスーツケース「Travelmate」、2018年4月に国内発売
2017年12月4日 12:45
イーコネクトは、米Travelmate Roboticsが開発した自走するスーツケース「Travelmate」を日本で2018年4月に発売する。予約は2018年2月から。価格はSサイズが12万6000円(税抜、以下同)、Mサイズが14万9000円、Lサイズが17万6000円。正規輸入代理店となるイーコネクトのWebサイトで販売されるほか、取扱店の募集も開始している。
「Travelmate」は約5年の開発期間を経て商品化された、新興ロボットメーカーによるスーツケース。最大時速9kmで走行でき、ユーザーを自動的に追尾するほか、障害物・段差を避けながら移動も可能。縦・横のどちらでも走行できる。取り外し可能なリチウムイオンバッテリーを搭載し、最大4時間の走行が可能。最大積載量は50ポンド(約23kg)。
ほとんどの機能はスマートフォンアプリで操作する。施錠・解錠をスマートフォンから操作でき、鍵のコードをシェアすれば家族や友人が施錠・解錠を行うこともできる。スーツケースとスマートフォンはBluetoothで接続される。スーツケースには、アプリで位置を確認できるGPSタグ機能も付属する。また、スーツケースの重量もアプリから確認できる。
外側に配置された多数のLEDで、現在のスーツケースの進行方向やバッテリー残量を確認できる。USBポートが2つ搭載され、スマートフォンの充電などが可能。
Sサイズは55×20×40cm、Mサイズは69×29×49cm、Lサイズは75×31×52cm。
将来的には、同製品に搭載されているカメラを利用し、自宅の監視機能に利用したり、ペットの様子を確認したりできる機能なども搭載が検討されている。
Travelmate Roboticsの代表者は「革新的で、非常に現実的な製品。スーツケースとロボットの技術を融合させて開発した」と紹介。イーコネクトでは「最先端ツールを実装した、旅の概念を変えてくれるスーツケース」とアピールしている。