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iPhoneの画面をそのままライブ配信できる機能、ツイキャスに搭載

iOS 11の新機能を利用、スマホゲームの実況配信などに

 モイは、ライブ配信サービスの「ツイキャス」において、iPhoneの画面をそのまま配信できる「スクリーンキャスト」機能の提供を開始した。あわせて、スクリーンキャストの映像を縦の全画面で視聴できる機能も提供する。スクリーンキャストはiOS 11以降を搭載する端末で利用できる。

スクリーンキャスト機能の利用開始。コントロールセンターに「画面収録」を追加しておく
配信時は通知の形で視聴者からのコメントを表示する
端末をシェイクすると、視聴者側の映像には10秒間ぼかしがかかる

 同社では、スマートフォンのゲームアプリで実況配信をしたいというニーズが増えているとし、端末単体で簡単に配信できるよう、iOS 11の画面収録の機能に対応した。端末の向きにより、縦・横どちらの画面の向きでも配信できる。配信は、ゲームなどのアプリを起動した上で、コントロールセンターから「画面収録」を長押しで選択し、ツイキャスを選ぶことで開始できる。

 スクリーンキャストでの配信時、「ツイキャス・ライブ」アプリは起動しないが、視聴者から送信されたコメントやアイテム、閲覧数などは、通知の形で端末上に表示される。コメントは音声読み上げも可能。

 「ツイキャス・ライブ」アプリと連携させることもでき、プライベート配信やグループキャスが可能。Twitterアカウントと連動したライブ開始ツイートも利用できる。

 配信者のプライバシーに配慮した機能として、端末をシェイクすれば、配信している映像全体を10秒間ぼかせる機能も搭載する。

 「ツイキャス・ビュワー」アプリでは、今回のスクリーンキャスト機能の提供にあわせて、縦の全画面表示に対応する。配信されている映像がスクリーンキャストを利用した縦の全画面の場合、視聴する側でも縦の全画面で表示できるようになる。