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日本初のUSB-IF認証済みUSB-PD充電器「Energearシリーズ」
ACアダプター、カーチャージャー各2製品を12月下旬発売
2017年11月30日 15:00
ゴッパは、USB-IF（Implementers Forum）認証を取得したUSB-PD（Power Delivery）対応のACアダプターおよびカーチャージャー「Energearシリーズ」を12月下旬に発売する。
今回発売されるのは、65W、46WのACアダプターと30W、27Wのカーチャージャー。各製品ともにブラックとホワイトのモデルが用意され、USB-PDの20V/5Aまでに対応したUSB-IF認証ケーブルが同梱される。いずれもType-Cポートを1つ装備しており、カーチャージャーの30WモデルについてはType-Aポートも備える。
価格は、ACアダプターの65Wモデルが7980円、46Wモデルが6980円、カーチャージャーの30Wモデル、27Wモデルともに3980円（いずれも税別）。販売はアイ・オー・データ機器が担当する。
大きさは、ACアダプターの65Wモデルが30×77×72mm、46Wモデルが30×70×68mm、カーチャージャーはともに27.5×27.5×76mm。
アップル純正のUSB-C to Lightningケーブルを利用すれば、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xでも高速充電を行える。これらの端末では、電源OFF時には5V/1A、電池残量が80％以下で9V/1A、80％超で5V/1Aと給電が自動制御される。
接続されたデバイス間で通信しながら電圧・電流を調整するUSB-PDだが、ゴッパ社長の九鬼隆則氏によれば、今回の製品群はUSB-IF認証を取得した日本初のチャージャーになるという。
都内で開催された説明会には、互換性テストを行ったグラナイトリバーラボ（GRL）社のスタッフも登壇し、USB-PDの仕組みを解説。USB-PD対応をうたう製品が市場に出回っているものの、規格に準拠しないような振る舞いを見せる製品も確認されており、その危険性を指摘した。その上で、EnergearシリーズはUSB-IFにしっかり適合した製品で、同梱のケーブルを含めて安心して利用できるとしている。
ゴッパでは、Energearシリーズのモバイルバッテリー（1万mAh）の商品化も進めており、説明会には試作品が参考展示されていた。
