ニュース
スマートスピーカー認知度はGoogle、Amazon、LINEの順、若年層が関心
10代の16%はスマホ音声入力を「普段から利用」
2017年11月9日 18:59
MMD研究所は、スマートフォンの音声入力やスマートスピーカーに関連した調査を行い、結果を明らかにした。
調査はインターネット上で行われ、対象は15~69歳の男女2155人、このうちスマートフォンのユーザーは1810人。調査期間は10月25日~31日。
音声入力
スマートフォンを使用している1810人を対象に、スマートフォンの音声入力機能を使ったことがあるかどうかを聞くと、全体の64.5%が利用したことがあると回答。年代別では10代の16%が「普段から利用」と回答したほか、50~60代の37%が「時々利用」と回答している。
スマートフォンの音声入力を使う時間は、上位が「テレビを見ている時」「自動車運転中」「歩いている時」の順になった。その利用目的は、「地図/ルート」「天気予報」「ニュース」の検索、「アラームの設定」などが上位になった。
スマートスピーカーの認知度、興味
スマートスピーカーの認知を聞くと、「知っている」という回答は31.2%で、性年代別では20代男性が45.7%、40代男性が41.1%、30代男性が41%で、20~40代の男性で認知度が高い結果だった。
スマートスピーカーを知っていると回答した672人を対象に、知っている製品を複数回答で聞くと、「Google Home」が84.5%で突出して高く、「Amazon Echo」が33.3%、「LINE Clova WAVE」が30.7%、「Apple HomePod」が25%と続いた。
スマートスピーカーの説明をした上で、調査対象の全員に興味があるかどうかを聞くと、全体では「とても興味がある」が10%、「やや興味がある」が22.9%となり、32.9%が興味をもっていることが分かった。
年代別にみると、10代は興味をもっている割合が40.7%と高いほか、20代も37.1%が興味を示している。