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ドコモの「5G」、車載アンテナで1Gbps通信に成功

 NTTドコモ、トヨタ自動車、エリクソン、インテルの4社は、次世代のモバイル通信方式「5G」の自動車での活用に向けた実証実験に成功した。

 今回の実証実験は商用サービスに近い環境で、コネクテッドカーにおける通信性能を確認するもの。お台場・青海地区に3カ所の5G実験基地局を設置。トヨタ製の自動車に、インテル製の小型車載アンテナ(全長約25cm)を取り付け、公道を走行しながら28GHzの5Gによる通信を行った。

 その結果、約30kmで走行する実験車両から、下り最大1Gbps/上り最大600Mbpsの通信を実現。基地局間のハンドオーバーを実施しつつ、車上から4Kライブ映像を伝送できることを確認した。

 なお、NTTドコモが日本科学未来館にて11月9日~11月11日に実施する展示イベント「見えてきた、“ちょっと先”の未来~5Gが創る未来のライフスタイル~」では、今回の実証実験のデモンストレーション展示が行われる。