iPhoneを充電しながら3.5mmイヤフォンが使えるアダプター発売

iPhoneを充電しながらハイレゾ再生、音声通話にも使える「TLNC2D35-HR」

　テックは、イヤホン端子の無い「iPhone 7」以降のiOS対応機種のLightning端子に挿して、iPhoneを充電しながら3.5mm端子のイヤホンを使うことができるアダプター「TLNC2D35-HR」を発売した。想定価格は4980円（税込）。Appleの認証プログラム「MFi」による認定を受けている。

　「TLNC2D35-HR」は、iPhoneを充電するためのLightning端子と3.5mmイヤホンジャックを搭載する。再生/停止、曲送り/曲戻りをボタン操作で行えるほか、再生/停止ボタンを長押しすることで、音声アシスタント機能「Siri」を呼び出すこともできる。

　主な仕様は、電源が対応機器（iPhone）のLightningケーブルからの給電、入力はLightningコネクター（充電/データ転送）、出力は3.5mmイヤホン端子とLightningコネクターを搭載。本体にはマイクも搭載されており、ハンズフリーの音声通話にも対応する。

　本体ボタンの操作によって、ボリュームアップ/ダウン、再生/停止、音声通話の応答/拒否、曲送り/曲戻し、イコライザー調整を行える。

　サンプリングレートは48kHz、SN比は112dB、コネクター部を除くケーブル長は約8.6cm、重さは約9g、本体素材はABS樹脂。ハイレゾ音源の再生には専用アプリ「T-PARTE」のインストールが必要となる。