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SPAJAM2017、福岡予選と東京D予選開催

「AIが書く自動日記」「カロリーオーバー分を寄付するダイエットアプリ」が最優秀賞に

 スマートフォンアプリジャム 2017 実行委員会とモバイル・コンテンツ・フォーラムは、アプリ開発競技会「SPAJAM 2017」の福岡予選と東京D予選を開催した。

 「SPAJAM 2017」の予選は、当日発表されたテーマから約25時間でアプリを開発するハッカソン形式で行われる。6月17日~18日にかけて開催された福岡予選と東京D予選のテーマは「あまい」。

 福岡予選では、アプリ「甘えん坊日誌」を開発したチーム甘えん坊将軍が最優秀賞に選ばれた。写真を撮るだけで日記になるというアプリで、写真をAIが解析し日本語の説明文を追加する。要約生成APIやSNS投稿など多数の技術を組み合わせた実装力や、使ってみたいと思わせる将来性、会場を盛り上げたプレゼン力などが高く評価された。

甘えん坊日誌

 東京D予選で最優秀賞に選ばれたチームCOBOLは、自分に甘い人間でも使えるダイエットアプリ「Calorie Donate」を制作。ダイエットの目標が未達成でも、「カロリーオーバー分を世界の子ども達に寄付をすることで社会貢献できる」というテーマの拡張性から好評価を得たほか、写真から料理の種類を判定する機能を実装した技術力やプレゼンテーションでの高い演技力でなどが評価され、最優秀賞を勝ち取った。

Calorie Donate

 「SPAJAM 2017」の予選は今回の東京D予選と福岡予選をもって終了。予選で最優秀賞を獲得した9チームに加え、優秀賞を受賞したチームから最大3チームが選抜され、7月8日~9日に温泉地・箱根で開催される本選に挑む。