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LINE用に好みのスタンプを作れるアプリ「LINE Creators Studio」登場

審査通れば販売も可能

 LINEは、スタンプ作成~販売まで手軽にできる無料スマートフォンアプリ「LINE Creators Studio」の提供を開始した。日本向けに先行配信されており、iPhoneとAndroidで利用できる。

 「LINE Creators Studio」は、スマートフォンのカメラで撮った写真から手軽にスタンプを作れるアプリ。イラスト作成ソフトやパソコンやペンタブレットといった機器を使うことなく、アプリ上でトリミング(切り取り)やペイント、透過処理などを施してスタンプを作れる。

 作成したスタンプを販売することもできる。販売する際にはスタンプは8個単位で提供する形になる。まず最初にパッケージ名を決めて、ブラシやテキストでの編集、写真の加工や撮影といったメニューから元となる素材を作成する。トリミングは、写真のうち切り抜きたい場所を指でなぞるだけ。切り取った後、テキストを追加したり、フィルタをかけるなど編集して作成していく。完成後、販売に向けて、LINEによる審査を受ける。作成したスタンプを他のユーザーも使えるようにするには、現在のところ、必ずストアを介して購入する必要がある。LINEでは今後の機能拡充として、作成・販売するスタンプの公開範囲の設定機能を検討していく。

 スタンプの販売価格は120円、240円、360円、480円、600円のいずれかに設定できる。販売額のうち、App StoreかGoople Playの手数料(30%)を差し引き、残りの金額の約50%がユーザーに分配される。