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家電だけじゃないソニーの魅力を融合、企画展示スペースが渋谷にオープン
「ソニースクエア渋谷プロジェクト」渋谷モディに4月8日オープン
2017年4月7日 13:20
ソニーは、東京・渋谷にある渋谷モディの1階にて、4月8日に「ソニースクエア渋谷プロジェクト」をオープンする。
「ソニースクエア渋谷プロジェクト」は、ソニーの製品やコンテンツを融合させて新たなソニーの魅力を伝えるという企画展示スペース。1~2カ月でテーマを更新し、まずは1年間運営される予定。製品の販売は行われないが、テーマに沿った最新の製品が展示され、ユーザー参加型の体験施設としても位置づける。
4月は「音楽」をテーマに「Music Crossroads」と題した企画で、「アーティスト×テクノロジー」や「アナログ×デジタル」といった切り口で展示される。
展示では、渋谷モディにある「ソニービジョン渋谷」から見る交差点の映像を楽器に見立てて、画面にタッチしてDJプレイが楽しめる体験型展示「交差点×BEAT」のほか、再び流行になっているアナログレコードのジャケットを多数用意。最新のレコードプレーヤーで再生できるほか、ハイレゾ音源との聴き比べも可能になっている。
このほかにも、「MESH」でトランペットやギターを模した楽器から音を鳴らすデモコーナーや、「ジャケ買い」をテーマにアーティスト・タレントがレコードジャケットのベスト5を紹介するコーナーが用意されている。
4月後半には一部の展示が入れ替わる予定で、「SUMMER SONIC 2017」との連動企画や、VR関連の展示も行われる。
4月21日には、各国で開催される「レコードストアデイ」(4月22日)を記念し、音楽をテーマに渋谷モディ1階のイベントスペースにて前夜祭を開催。「爆弾ジョニー」のアコースティックライブや、シンコ(スチャダラパー)とDJみそしる、MCごはんによるアナログレコード対談なども行われる。
「ソニースクエア渋谷プロジェクト」のオープン前日となる4月7日には、記者向けの内覧会が実施された。登壇したソニー ブランド戦略部 統括部長の森繁樹氏は、「エレクトロニクスにとどまらず、エンターテイメント、ゲームも融合して発信していく。ソニーのユニークな魅力を、企画展示を通して発信していく場所」と、通常の展示・販売のためのスペースとは異なる、情報発信基地と位置付けている様子を語っている。