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「mineo 渋谷」2月1日オープン、ユニークな旗艦店を一足先に体験
100MB消費でコーヒー100円割引やリアル「マイネ王」フロアも
2017年1月31日 19:45
ケイ・オプティコムは、東京・渋谷のセンター街に直営の旗艦店「mineo 渋谷」を2月1日にオープンする。これに先立ち1月31日には報道関係者に内部が公開された。また同社からは、小型の店舗「mineo 秋葉原」「mineo 神戸」を2月14日にオープンすることも明らかにされた。
「mineo 渋谷」は渋谷のセンター街の中でも中心部といえる、非常に人通りの多い通りに面した場所に設置された。JR渋谷駅のスクランブル交差点から、TSUTAYAを右に見ながらセンター街に進んでまもなくの右手にあり、物件は5階建、店舗として利用されるのは1階から4階までとなっている。
店舗は1階にカフェを併設しスイーツも販売。2~3階が接客・販売フロア、4階は「マイネ王」の会員向けフロアとなる。
外観では2階の通りに面した窓部分に大きなデジタルサイネージが設置されており、店舗の内容やmineo 渋谷のサービス内容をアピールする。10時や12時など定時になると、PRキャラクターの葵わかなが登場し時刻を知らせる仕組みも用意されている。
1階のカフェ、パケットでコーヒーを割引
1階は総合受付とカフェで、訪れた人に店舗のフロアを案内するほか、カフェだけの利用も可能。カフェは「猿田彦珈琲」の豆を使用した本格コーヒーが販売されるほか、“パンケーキ王子”こと杉本悟氏が率いる「VERY FANCY」のパンケーキも販売。さまざまなトッピングスイーツを自由に組み合わせられるようになっている。
カフェの名前は「CAFE&SWEETS ピピピピィー!」で、着信音などをイメージしたユニークな店名。最大の特徴は、mineoのコミュニティサイト「マイネ王」の会員であれば、100MBを消費して100円引きのクーポンを発行でき、コーヒー1杯の価格を割引できるというもの。この100MBのうち10MBは「フリータンク」に拠出され、店内のディスプレイではパケットが消費されフリータンクに入る様子がアニメーションでも分かるようになっている。
2階は新規契約、3階は契約後の引き渡しフロアとなっている。3階ではアクセサリーの一部を販売するほか、手持ちのスマートフォンを充電できる、microUSB、Lightning対応の充電ボックスが用意される。
店舗での接客については、電話かWebサイト上で来店予約を行うことも可能。すでに受け付けが開始されており、混雑状況などを把握することもできる。
なお、初期設定以外の技術的なサポートや、契約変更、解約、端末の追加購入、料金の支払い、端末修理などは、「mineo 渋谷」の店頭業務の対象外になっている。
4階、「マイネ王」会員のためのユニークなラウンジスペース
4階は「マイネ王の世界を再現する」というテーマのフロアで、「マイネ王」の会員のみが入れるラウンジスペースになっている。なお、mineoのユーザーでなくても「マイネ王」の会員になることは可能。
フロアには、外壁に曲面ディスプレイが設置された大きなタンクが鎮座しており、「フリータンク」の様子をビジュアルで確認可能。タンクへの出し入れもアニメーションで反映され、ユーザーからの拠出が続くとフィーバー状態になる特別なアニメーションも用意されている。また「ハッピーメーター」をリアルタイムに表示する電光掲示板も設置されている。
1回200円でオリジナルグッズがあたる「リアルガチャガチャ」マシンや、「mineo 渋谷」オープン記念のコメント募集に応じた会員の名前が記された「秘密の壁」(場所は隠されている)も設置されている。
ほかにも、ブックディレクターの幅允孝氏が「人とコミュニケーションの歴史を俯瞰する」というテーマで選んだ100冊を収蔵する書棚「communication 100」を設置。フロアを訪れた会員は自由に閲覧できる。
4階の端末体験コーナーには、Spotifyのプレミアムコースが視聴できる端末も用意され、mineoスイッチがオンでも視聴できる様子を体験できる。
4階は、マイネ王の会員のためのラウンジスペースという位置付け。同フロアでの飲食は当面の間できない予定だが、「マイネ王」の会員なら、センター街の真ん中で休息できる場所として覚えておくといいかもしれない。
ケイ・オプティコム モバイル事業戦略グループ グループマネージャーの上田晃穂氏は、テレビCMを全国を対象に放映するなど、プロモーションを全国規模で展開していることと合わせて、若者の街と言われる渋谷に旗艦店をオープンすることで認知度の向上を狙っている旨を紹介。ショップ機能、プロモーション機能、ブランド体験の3つを実現する場所になっていることを解説した。