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シャープ製Android Oneスマホ第2弾「S1」
2017年1月18日 11:08
ソフトバンク、ウィルコム沖縄は、ワイモバイルのAndroid Oneスマートフォンの第2弾モデル「S1」(エスワン)を2月下旬以降に発売する。製造の担当はシャープ。
「Android One」は、常に最新のAndroidを利用できると謳うシリーズ。セキュリティ機能は毎月自動アップデートで提供されるほか、最低2年間のアップデート、発売から18カ月以内に最低1回のアップデートの提供を保証する。本体は価格を抑えながら、ソフトウェアではGoogleの標準アプリを中心に、利用頻度の高いアプリだけが搭載される。
「S1」のディスプレイは5インチ、1920×1080ドットでフルHDのIGZO液晶を搭載する。IPX5/7の防水、IP6Xの防塵に対応する。メインカメラは1310万画素、インカメラは800万画素。
前モデルにあたる「507SH」と比べると、ディスプレイ解像度がHDからフルHDに強化され、無線LANの対応規格が拡大する一方、チップセットは下位のSnapdragon 430になり、薄型化などでバッテリー容量も縮小された。「507SH」に搭載されていたワンセグは非搭載となっている。
デザインではAQUOSシリーズと共通のコンセプト「カッティングエッジ」を採用。ディスプレイから側面にかけての段差がない構造にしている。右側面下部にはストラップホールを備える。
Android Oneの第1弾モデルとして2016年7月に発売された「507SH」(シャープ製)では、Nexusシリーズ以外では国内最速となる約2カ月で、同年10月に最新のAndroid 7.0へバージョンアップするソフトウェア更新が提供されている。
展示会場のメーカー説明員によると、「S1」も「507SH」と同じような提供間隔でソフトウェア更新やOSバージョンアップを提供する方針としている。
2017年1月18日の発表では、Android One第2弾モデルとして上記の「S1」のほか、S1よりも下位モデルにあたる京セラ製「S2」(エスツー)も発表されている。
主な仕様
チップセットはクアルコムのSnapdragon 430(MSM8937)で、1.4GHz×4と1.1GHz×4のオクタコア。メモリ(RAM)は2GB、ストレージは16GB。最大256GBのmicroSDXCカードを利用できる。
通信速度は下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbps。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)で、Bluetooth 4.1をサポートする。OSはAndroid 7.0。
バッテリーは2530mAh。標準的な使用ケースでの駆動時間は約3日間以上。連続待受時間はAXGPで約530時間、FDD-LTEで約550時間、W-CDMAで約695時間、GSMで約620時間。連続通話時間はFDD-LTEで約1370分、W-CDMAで約1110分、GSMで約610分。
大きさは約69×143×8mmで、重さは約134g。ボディカラーはホワイト、ブラック、ピンク、ターコイズの4色。
【お詫びと訂正】
記事初出時、下り最大速度を187.5Mbpsとしておりましたが誤りです。本文は修正済です。お詫びして訂正いたします。