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ファーウェイ、大規模プライベートイベントを11月に日本で初開催

NB-IoTや5Gなどの最先端技術を紹介、完全招待制から事前登録制に

ファーウェイ・ジャパン 副社長兼マーケティング&ソリューションセールス本部長の王軍(ウィリアム・ワン)氏

 ファーウェイは、最先端のモバイル・ブロードバンド技術を披露するプライベートイベント「グローバル・モバイル・ブロードバンド・フォーラム2016」を11月24日~25日にかけて千葉県・幕張メッセで開催する。

 「グローバル・モバイル・ブロードバンド・フォーラム」(グローバルMBBフォーラム)は、2010年から毎年世界各地で開催されてきたファーウェイのプライベートイベント。7回目の開催となる今回は、日本で初めて開催されることになった。

 開催に先立ち、ファーウェイ・ジャパン 副社長兼マーケティング&ソリューションセールス本部長の王軍(ウィリアム・ワン)氏が報道関係者向けに見どころを紹介した。

 同氏は、「世界経済が減速する中、ICTが次の成長のエンジンになる」とした上で、IoT(Internet of Things)と5Gに代表されるモバイル・ブロードバンドが牽引役として期待される中、日本がそれらで世界をリードする重要なポジションにあるため、日本で同イベントを開催することにしたと説明する。

 NTTドコモやドイツ・テレコムといった通信事業者と5Gの商用化に向けた検証試験を進めるファーウェイだが、IoTについては通信の垣根の外に出ていく必要があり、異業種とのコラボレーションが成功の鍵を握る。このため、完全招待制で開催されてきた同イベントをオープン化し、2日目の25日を事前登録制とすることで、広く参加を募ることにしたという。

 今回のイベントでは、NB-IoT(Narrow-Band IoT)技術や5G技術関連の最新動向が紹介されるほか、25日の午後にはソフトバンクの協力の下、会場周辺で「Massive MIMO」のフィールド・デモも実施される。