【WIRELESS JAPAN 2010】
シャープ、SIM2枚挿し携帯など中国向け端末展示


 シャープブースでは、中国の携帯電話事業者向けに提供している携帯電話などが並んだ。

 ブースでは、シャープが国内の各キャリアに展開している携帯電話のタッチ&トライコーナーが中心となった。カメラ機能や映像関連の機能といったシャープ携帯の売りともいえる特徴については、デモンストレーションを行うなどして積極的にアピールしていた。とくにスマートフォンの展示では、熱心に質問する来場者の姿も見られた。

 「SH-07B」の展示では、シャープの薄型テレビ「AQUOS」と連携できる「ファミリンク」機能と利用して、ゲームコンテンツが大画面で楽しめた。端末とテレビをHDMIケーブルで接続し、さらに、携帯電話とBlutoothのジョイスティックコントローラー(Zeemote Technology製「Zeemote JS1 Bluetooth Controller」)をリンクさせて操作できた。

 また、「AQUOS SHOT 945SH」を使ったデモでは、撮影した静止画を大画面のAQUOSテレビで表示させるスライドショーが披露された。スライドショーの画像の切り替わりには、顔写真が合成できる着ぐるみキャラクターが登場する。例えば子供の画像などを設定すれば、旅行の写真を家族で楽しみながら上映できるというわけだ。



 こうした国内向けの展示とともに、今回のブースではシャープが中国で展開する携帯電話のタッチ&トライコーナーなども設置された。この中に、6月末に発売されたばかりのWindows Mobile端末「SH80iUC」なども並んでいた。同単末は、ウィルコムの「HYBRID W-ZERO3」と似たデザインの端末で、7月末にはSIMカードが2枚挿せる「SH81iUC」も発売される予定。「SH81iUC」はモックアップのみ展示されていた。


 



(津田 啓夢)

2010/7/15/ 11:47