【WIRELESS JAPAN 2009】
ドコモ、状況に合わせてメールを自動作成/返信する機能
自動的に返信メールを作成 |
7月22日より東京ビッグサイトで開催されている展示会「WIRELESS JAPAN」のNTTドコモブースでは、先端技術や発売中の最新機種などが展示されている。
ドコモでは、携帯電話を“ユーザーの行動を支援する機器”と位置付け、昨冬より新サービス「iコンシェル」を提供している。今回のドコモブースで紹介されていた「メールエージェント」もまた“ユーザーの行動を支援する”性格の機能だ。
メールエージェントとは、「ユーザーの状況にあわせ、自動的に返信メールを作成する」機能のこと。設定次第では自動返信もできる。現時点では商用化の予定は立っていないが、今回のデモでは、端末内のスケジュールデータなどを参照し、「今は会議中なんだ」といった返信メールが自動的に作成される様子が披露されていた。
日常生活のなかでは、業務時間中や公共交通機関で移動中、あるいは自動車の運転中など、メールが届いてもすぐに返信できないことがある。今回のメールエージェントは、そういったシーンにおいて、ユーザーに代わってスムーズに返信できるよう手助けするというもの。アドレス帳のデータを参照して上司かどうか判断して文面を変えたり、天気情報などを参考にした文面にしたりすることもできる。またユーザー本人のふりをする自動返信メールのほかにも、「マチキャラが返信した」という設定でメールの文面を作成することもできる。
「最近いかがお過ごしですか?」というメールを送信すると | 自動的に「暑い日が続きますね」といった文面が作成される |
マチキャラが返信した、という設定の文面も可能 | 自動返信した場合は通知してくれる |
(関口 聖)
2009/7/22/ 17:24