【Mobile World Congress 2017】

発表直後の「Moto G5」と「Moto G5 Plus」をチェック~レノボブース

レノボブース

 Mobile World Congress 2017(MWC)のレノボブースでは、同社のMotoブランドのスマートフォンやLenovoブランドのタブレット、ノートパソコンなどが展示されている。

 会期前日に発表されたミドルレンジモデルの「Moto G5」と「Moto G5 Plus」も展示されているが、ハイエンドのMoto Zシリーズ向けの拡張モジュール「Moto Mods」については、ブースの前面に展示スペースが設けられ、来場者の注目を集めていた。

Moto G5

 Moto Modsの新製品も展示されていた。追加バッテリーの「Power Pack」はすでに発売中だが、MWCに合わせて発表された、より薄くなったPower Packの新製品も展示されている。

 このほかの新製品としては、スマホアクセサリーの大手、INCIPIOによる車載Mods「Vehicle Dock」も展示されていた。これはエアコンの吹き出し口に設置するという車載キットだが、Moto Modsなので磁石でぴったりとMoto Zを設置できる。背面のグリップを握ることで、簡単に外すことも可能。充電とオーディオ出力もできる。

バッテリModsの新製品(左)と現行製品(右)
新しいPower Packを装着した状態
INCIPIOの車載用Mods
縦横どちらでもMoto Zを固定できる
国内では発売されていないTUMIブランドのバッテリーMods
こちらも国内未発売のkate spadeブランドのバッテリーMods

 今回のMWCでは、Lenovoブランドのタブレットやノートパソコンも新製品が発表されている。

Tab 4 8 Plus(左)とTab 4 10 Plus(右)。ブラックモデルもある

 Lenovo Tab 4シリーズはAndroidを採用するタブレットで、8インチモデルと10インチモデルでそれぞれ通常モデルとPlusモデルがラインナップされ、価格はTab 4 8が169ユーロ、Tab 4 10が179ユーロ、Tab 4 8 Plusが259ユーロ、Tab 4 10が299ユーロで5月より発売される。日本での発売についてはアナウンスされていない。

Tab 4 8(左)とTab 4 10(右)。Plusとは異なり、指紋認証センサを搭載しない
背面は、通常モデル(左)はザラザラしたテクスチャで、Plusモデル(右)はガラス
子ども向けのモデルや子ども向けUIも用意している
子ども向けモデルの背面

 Lenovo Miix 320はキーボード分離型のWindowsタブレット。ディスプレイは10.1インチフルHDで、Atom X5プロセッサを搭載し、LTE対応モデルも用意される。価格はWi-Fiモデルが269ユーロ、LTEモデルが399ユーロで4月より発売される。こちらも日本での発売はアナウンスされていない。

 Yoga 720とYoga 520はタブレットスタイルでも使えるWindowsコンバーチブルノート。Yoga 720は13インチと15インチ、Yoga 520は14インチのディスプレイを搭載。いずれも日本での発売はアナウンスされていないが、Yoga 720は4月より、Yoga 520は7月よりグローバルで発売される。

Lenovo Connectの画面。アカウントごとに複数端末を管理することもできる

 Lenovoのノートパソコン向けのソリューションとして、「Lenovo Connect」も展示されていた。これはeSIMを内蔵するLenovo製ノートパソコンやタブレットなどに提供されるデータ通信サービスで、アプリ上でデータ容量を追加購入したりできる。ひらたく言えばApple SIMのLenovo版とも言えるサービスで、一部の国で利用できる。