【Mobile World Congress 2010】
ACCESSは新感覚のUIを採用した「ELSE」を展示


 ACCESSのブースには、「ACCESS Linux Platform v3.0」をベースにした「ELSE INTUITION」プラットフォームを採用する、「ELSE」という端末が展示されていた。この端末は「片手で操作できる滑らかで美しいUIが特徴」(説明員)。ドラッグすると次々とメニューが開いていくインターフェイスを採用し、画像の拡大・縮小なども指1本で行える。

ACCESSのブースに展示された「ELSE」ドラッグでメニューがなめらかに展開していく
メッセージのUI

 また、連絡帳やEメール、発着信履歴などを紐づけ、関連情報をすぐに探し出せる機能を搭載。GPSを利用したマップ表示やミュージックストアにも対応する。ストアでは、500以上のアルバムが配信されるという。また、iチャネルのように待受画面に情報を表示する「ライフペーパー」という機能も搭載する。

 ディスプレイは静電容量式のタッチパネルで、サイズは3.47インチ。500万画素のカメラや、加速度センサー、無線LANなどの機能も備える。まずはアメリカに投入し、ヨーロッパに展開する予定だが、「オープンにやっていきたいので、導入したいというキャリアがあれば検討する」(説明員)という。「日本で発売する可能性もある」(説明員)だけに期待ができそうだ。

 なお、ELSE INTUITIONはACCESSとELSE社が共同で開発したプラットフォームだが、ハードウェアは「日本の大手端末メーカーが手がけている」(説明員)という。

GPSを内蔵しマップを利用可能アイコン型のメニューも用意

(石野 純也)

2010/2/19/ 12:41