iPhone対応ユニファイドコミュニケーションお試しキャンペーン


 エス・アンド・アイ株式会社は、iPhoneを使った企業向けユニファイド・コミュニケーションシステム「uniConnect」お試しキャンペーンを2月8日より開始する。キャンペーンは1ユーザーあたり9800円で約1カ月間利用できる。

 「uniConnect」は、iPhoneをはじめとしたスマートフォンと、CommuniGate Systems社のメッセージングツール「CommuniGate Pro(コミュ二ゲート・プロ)」を連携させ、電話、メール、スケジュール管理、電話会議などのコミュニケーションツールを、オフィス内でも外出先でも同じような環境で利用可能とするシステム。

 「uniConnect」は、PBXやコミュニケーション機能をひとつのアプリケーションで実現しており、1台のシステムで運用できる。数台から数千台までの携帯端末に対応可能なスケーラビリティを持ち、携帯端末を紛失した際は、リモートから初期化するリモートワイプ機能も装備。ICTインフラとして、IBMのBladeCenterを採用している。

iPhoneを利用する場合の「uniConnect」サービスイメージ

 「uniConnect」を利用した携帯端末からの社外への通話は、社内のIP-PBXサーバーにhttp接続し、IP-PBXサーバーからスマートフォンと、社外の電話番号に、それぞれ固定回線を使って通話する仕組み。ソフトバンクのホワイトライン24やおとくラインなどの事業所用の定額プランを組み合わせることで、社員同士の携帯電話間の通話や社員の携帯電話とオフィス間の通話料を無料にすることができる。

 また、仕事で利用する電話は「uniConnect」経由で通話し、私用電話は普通に発信することで、私用電話の分計にも対応する。

 「uniConnect」お試しキャンペーンは、2月8日から実施。期間は1社あたり4週間で、使用人数は1社あたり2名から4名まで。キャンペーン利用料は1名あたり9800円。利用するiPhoneは利用企業側での用意が必要となる。

 申し込みはメールで行い、申込後2~4週間で利用開始できる。利用できる機能は、電話(uniConnect利用)、メール、カレンダー機能、チャット、プレゼンス(在席確認)機能など。重要なデータや個人情報などをリモートで消去するリモートワイプ機能は、お試しキャンペーンでは音声案内によるデモのみとなる。

 申し込みするには、会社名、部署名、氏名、住所、メールアドレス、電話番号、申込人数を「unican@sandi.co.jp」あてにメールで連絡する。

 なお「uniConnect」の導入にはIP-PBXなどのシステムが必要だが、お試しキャンペーンでは、IP-PBXサーバーと回線はエス・アンド・アイが提供するため、お試し利用する企業ではこうした設備は必要ない。

(工藤 ひろえ)

2010/2/8 06:00