サイボウズの予定をiPhoneで利用できる「feedpath Calendar」
総合SaaSベンダーのフィードパス株式会社は、無償のグループカレンダーサービス「feedpath Calendar」で、「サイボウズ Office」からスケジュールデータを移管するインポート機能を追加したと発表した。
「feedpath Calendar」に「サイボウズ Office」のスケジュールデータを移管することにより、「サイボウズ Office」ではサポートしていないiPhoneなどのスマートフォン端末との同期・管理が可能になる。
具体的には、管理者が「サイボウズ Office」から出力したユーザー情報、施設情報、スケジュール情報のCSVファイルを、「feedpath Calendar」にインポートすることで移管が可能になる。共有スケジュール情報は「feedpath Calendar」でも共有可能で、繰り返し予定の移管にも対応する。
「サイボウズ Office」から「feedpath Calendar」に移管できる項目 |
「サイボウズ Office」からCSVファイルを出力し、「feedpath Calendar」に移管することで、iPhoneをはじめとするスマートフォン端末で利用可能となるほか、Googleカレンダーの予定と同期・管理も可能になる |
「feedpath Calendar」は、Googleの無償サービス「Googleカレンダー」とのスケジュール連携にも対応している。このため、会社で利用している「サイボウズ Office」 のスケジュールデータを、プライベートで利用する「Google カレンダー」と同期・管理することも可能になる。
今回のスケジュール移管機能については、フィードパスが提供する「サイボウズ Office for SaaS」のほか、サイボウズ Office 6/7/8と、すべてのサイボウズに対応する。
なお、「feedpath Calendar」は、現在10名まで無料で利用でき、社員・社内設備・施設の予定が共有できるが、11月中旬に発表を予定している有償プランサービスでは、11名以上の利用にも対応する予定だ。
「feedpath Calendar」のグループスケジュール画面 | 「サイボウズ Office」の予定をCSVで出力し、移管する |
2009/10/21 06:00