ウィーンと一発！ “ダマ”をなくす快適「自動かくはんマグ」

冗談のような「自動かくはんマグ」これからの季節のデスクトップの主役だ

　筆者は手の込んだ手作りコーンスープも短時間でDIY可能なインスタントのコーンスープのどちらも大好きだ。インスタントコーヒーはめったに飲まないが、粉を溶いて作るココアは大好物だ。

　最近は、暑い夏に冷たい牛乳で簡単に溶いて作れる冷スープがけっこうマーケットに出てきているようだ。もちろんこれからの季節は、同じものでも温めた牛乳で作ればバッチリだろう。

　粉末状のインスタントスープやその他の食品は即席でけっこう美味いという便利さと快適さの反面、ちょっと嫌なことがある。気を使って丁寧にスプーンを使ってかき混ぜても、いつの間にかテレビやネットに夢中になっていると、底に粘土の様なかたまりである“ダマ”ができてしまうことだ。

　底にたまったダマなんて、洗い流して捨ててしまえば良い、という考え方もあるが、貧乏性の筆者はインスタントで安いからこそ最後まで食べたいというおかしな欲望もある。そんな人にピッタリなマグカップが「AUTO STIRRING MUG」だ。日本語にすると「自動かくはんマグ」だ。

ファニーな機能を隠したステンレス製でクールな外観

　マグの内部、底部分に“船の舵”の様な形をしたセーフティな“かくはんスクリュー”が取り付けられている。駆動の為のエネルギーは底面裏側からセットする単4乾電池2個だ。

底から入れる単4乾電池2本で駆動する

内部の底に見えるのが自動かくはんマグの肝である“かくはんスクリュー”と黄色い起動ボタン

　早速、インスタントの粉末「かぼちゃスープ」をマグカップに入れ、続いて適量の冷たい牛乳を加える。本来ならここで、スプーン等を持ちだして、カラカラ、カラカラと粉末と牛乳を一緒に混ぜて粉末が見えなくなり、ムラがなくなるまで作業を続けるのが普通だろう。

インスタントの粉末製品は自動かくはんマグの得意とするところ

　自動かくはんマグなら、持ち手の上にある黄色いホームベース型のボタンを親指で軽く押すだけで全て解決だ。ウィーンっていう心地良い音を立てながらマグ内部の底に 取り付けられてスクリューが勢い良く回転し、粉末スープと牛乳を見事にかくはんしてくれる。

まず粉末のかぼちゃスープの素を入れる

続いてミルクを……。冬なら温かいミルクを入れる

かくはんボタンを押せばウィーンと一発！

密閉型のフタもついていて持ち運びも安全だ

　しばらくネットやDVDに夢中になっていても、飲む寸前に“ウィーン”で一発解決だ。これから冬に向かって温かいコーンスープやココアの季節だ。密閉式の専用蓋も付属するので温かい飲み物も極めて安全にかくはんでき、持ち歩きが可能だ。

　これでUSB給電による保温機能があれば鬼に金棒といったところだが、そうではない。「自動かくはんマグ」は今年から来年にかけて、筆者の越冬アイテム・ベスト3には間違いなく入る一品だ。

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