本日の一品
iPhone、Apple Watch、AirPodsをまとめて充電できるAnkerのプレミアム充電ステーション
2025年12月11日 00:00
ガジェット好きにとって、充電環境の構築は至上命題。これまでも本コーナーでいくつか充電器の紹介をさせていただきましたが、今回はAnkerの3in1充電器を試す機会をいただけたので、使い勝手を紹介していきます。
「Anker Prime Wireless Charging Station」は、Anker PrimeというAnker内では上位帯の製品になります。公式ストアでの販売価格は2万4990円と、充電器にしてはそこそこの値段ですが、納得感のある魅力がある製品となっています。
まずはデザインについて。本体は台座から2つの支柱が斜めに伸びているようなデザインになっており、台座部分が5Wのワイヤレス充電台、支柱の先端がそれぞれスマートフォン、Apple Watch用のワイヤレス充電機になっています。
スマートフォン用の充電器は、iPhone以外の製品でも、磁石での吸着に対応していれば使用できます。Google Pixel 10シリーズに加え、MagSafe対応ケースを装着したAndroidスマートフォンでも利用できるというわけです。
もちろん、台座部分の充電台でも、AirPods以外のワイヤレスイヤホンが充電できます。一方、Apple Watch用充電器は、筆者の手元にあるスマートウォッチは使用できず。あくまでApple Watch専用となっていると思われます。
出力は、台座部分とApple Watch用充電器が最大5Wとなります。Apple Watch 10の場合は約19分で50%まで充電可能とのこと。
手元のApple Watch 11で試していても、あっという間に充電が完了するので、お風呂に入っている間などに置いておけば、電池切れの心配がいらなくなります。
スマートフォン用充電器は、Qi2 25W認証を取得しており、最大25W出力となります。対応スマートフォンこそ少ないものの、最新規格に対応しているのは、さすが上位モデルといったところでしょう。90度近い角度調節もできるので、iPhoneのスタンバイモードを多用する筆者にとっても、使いやすい製品となっています。
また、スマートフォン用の充電器には、冷却ファンと常時温度管理システムを搭載。ワイヤレス充電機は、スマートフォン本体の発熱がどうしても心配になりがちなので、充電器側でもしっかりと制御してくれるのは安心材料になります。安全を買うと考えれば、本体価格の高さも納得できるのではないでしょうか。
充電時には、充電速度と冷却性能を両立する「冷却モード」、より温度上昇を抑制する「急速冷却モード」、冷却ファンやディスプレイをオフにする「スリープモード」が選択できます。状況に合わせて利用方法をカスタマイズできるのも、他にあまりないポイントです。
ユニークなのが、本体に搭載されているディスプレイです。時刻表示ができるだけでなく、充電状況の表示、温度モニターとしても活躍します。充電器に絶対必要かと言われると難しいですが、こちらも充電時の安心感を確保できるという意味で、有用な機能でしょう。充電できている様子が可視化されるだけで、ちょっとワクワクしませんか?
スマートフォンとBluetoothで接続すると、Ankerアプリより、充電モードの選択やスクリーンセーバーの設定、充電状況のモニタリングができます。多機能な充電器ならではの機能で、充電器すらスマートフォンから制御する時代なんだなと感心してしまいました。
購入時には、65W出力に対応したACアダプターと、1.5mのUSB Type-Cケーブルが同梱されるので、1台ですぐに3デバイスの充電が開始できます。
根本的な話ですが、散らばりがちな充電環境を簡単にまとめられるのも3in1充電器の魅力なので、デスク周りの整理に使用したり、ベッドサイドに置いておく充電器として導入してみるのもありでしょう。
| 商品名 | 発売元 | 実売価格 |
|---|---|---|
| Anker Prime Wireless Charging Station | アンカー | 2万4990円 |











