卓上型超音波洗浄機で楽々メガネ掃除

　メガネ屋の店頭に置かれている、メガネが簡単にピッカピカになるあの超音波洗浄機を所有するのが長年の夢だった。しかし、以前調べたところでは数万円からというものがほとんどで、とても手が出ないシロモノ。でも欲しい！と思い最近になって再び調べてみたら、なんと3000円台という超お手頃価格で販売されているのを発見。それが上海問屋の「卓上型 超音波洗浄機」だ。

「卓上型 超音波洗浄機」

横19.3×縦12×高さ12.3cmと、ほどほどにコンパクト

バスケットと腕時計用のスタンドが付属している

　さっそく購入した本製品、42000Hzの超音波による泡の発生とその破裂を繰り返すことでメガネに付いた汚れを浮き上がらせる仕組みで、一般的な超音波洗浄機と仕組みは変わらないようだ。使い方はタンクに水と洗いたいもの（メガネなど）を入れ、洗浄時間をセットして電源を入れるだけ。とりあえず初期状態の180秒で稼働させてみる。

洗浄時間はボタンを押すたびに180秒→280秒→380秒→480秒→90秒の順に切り替わる

バスケットも使ってタンク内にメガネと水を入れ、本製品のフタを閉じてから洗浄を開始

　使ってみると、モクモクと白い煙のような汚れが出てくる。こんなに汚いのか……と思いながらぼーっと眺めていると、あっという間に洗浄が終了した。メガネの水気を拭き取り、レンズをのぞいてみると、あまり汚れは落ちていないように見えた。あれ、おかしいぞ!?

本製品使用後の画像。水が濁っているのがわかる

洗浄後のメガネは汚れて見える

　改めて説明書を読んでみると「バスケットは超音波のエネルギーを吸収するので洗浄性能が落ちる場合がある」という旨の文章が。見逃してた！ 汚れがひどい場合はタンク内に中性洗剤を1、2滴入れると良いらしいので、さっそくその通りに。

中性洗剤を入れてみる

　再洗浄の結果、ますます汚くなってない？と思うほどの汚れがレンズ部に出現。正しく使えているのかちょっと焦ったが、おそらく汚れが浮き出たり水中の汚れが付着しているのだと考え、クロスでひと拭き。すると、汚れはすぐにほとんど消えてキレイになったので、ほっと一安心した。効果はてきめんのようだ。

めちゃくちゃ汚れてるように見えるが……

クロスでちょっと拭いただけでキレイになった

　メガネ以外にも腕時計や指輪やネックレス、電気カミソリの刃などにも使えるとのことで、使用機会は多そう。ただし表面硬度が低い真珠、エメラルドなどの宝石類やメッキ加工された貴金属類などはNG。腕時計は30m防水以上の防水機能を備えていることが条件となる。やはり使う前には説明書の注意書きをよく確認しておきたい。