口元から耳まで覆うマスクで、しばれる冬を乗りこえる！

　なんだかんだ言ってやっぱり冬は寒い。筆者の場合、どうも耳の形が起き上がり気味（頭部に沿って寝ていない、と言えばいいのか）なので、特に自転車で走ったりするとまともに冷たい風を受けて耳が取れそうになる。

　自動車的な用語で言うと前面投影面積が大きく、CD値も高い状態だ。髪型はボウズだから全体的な空気抵抗は小さいはずなのに。

　普通に耳あてをすればいいんじゃないの、と言われればたしかにそうなのだけれども、必要なのは移動中だけで、持ち運ぶときにはかさばることが多い。

　あと、本当に寒いときは耳だけでなく顔全体をなんとかしたいもの。それもマスクをすれば良さそうだが、何かもっとうまい方法はないかなあ、と思ってネットを徘徊していたら、これだッ！　というのを見つけた。顔と耳をまとめて防寒してくれるマスクだ。

耳も防寒してくれるマスク

　見た目はシンプルに耳まで延長したマスクである。フリース素材でできており、耳に引っ掛けるようにして装着すれば、口元や鼻先はもちろんのこと、起き上がった筆者の耳までしっかり覆い、冷たい風を防いでくれる。

　耳当て部分にあるゴムバンドを耳に掛けることでしっかり固定されるが、これを使わなくてもフリースを耳に被せるようにするだけでそれなりにフィットする。

白いゴムバンドを耳に掛けることでしっかり固定されるが、使わなくても大丈夫

装着例

　素材のせいか、口元に穴が開いているせいか、通気性はわりと高い。なので冷気を完全に遮断するところまではいかないものの、それがむしろ蒸れない程度、寒くない程度に風が通ってくれて息もしやすく、ちょうどいい感じだ。

　そして、取り外した後もかさばらないのがうれしい。折りたたんでポケットなんかにスッと入れたり、取り出したりできる。

折りたたんでポケットなどに入れておけるので、かさばらない

　ウイルス保護的な意味では効果が薄いと思われるので、不織布マスクなどと上手に使い分けたいが、しばれる寒さのなかをウォーキングしたり、チャリで激走したりするような人にはぜひともおすすめしたいアイテムである。