本日の一品

USI2.0対応で筆圧検知もOK、「Google Pixel Tablet」におすすめなスタイラスペン

 本誌にも掲載されていますが「Google Pixel Tablet」をレポート用にGoogleからお借りしています。久しぶりのGoogleからのタブレットということで、気に入って使ってはいるものの、物足りないのが「ペン入力」。Google Pixel Tabletには公式アクセサリーとしてペンがラインアップされていません。アップルのiPadシリーズも、Android系のほかのタブレットも、公式アクセサリーのペンを提供しているところが多いので、ちょっと意外です。

Google Pixel Tabletには、公式のアクセリーとしてペンは用意されていない

 もちろん指でのタッチ操作や、静電容量式のタッチペンを使った操作はできますが、手書き文字を書き込んだり、ちょっとしたイラストを描くには筆圧を検知できなかったりと不向きです。

 ただしGoogle Pixel Tabletもスペック的には電子スタイラスペンの規格「USI2.0」に対応と記載されています。そこで試しにと購入したのが「Penoval USI2.0 スタイラス ペン」。Amazon.co.jpで6990円でした。

Penoval USI2.0 スタイラス ペン
鉛筆くらいの細さ

 パッケージにはペン本体のほか、替えの芯と充電用のType-A to Cケーブルが入っています。本体のペンにはボタン類はなく、充電用のType-Cポートが用意されています。充電器からType-Cで給電すると、小さなLEDライトが点灯して充電状況がチェックできます。

パッケージの同梱物
充電用のケーブルと替えの芯が同梱されている
充電はType-Cポートから。10分ほどで満充電になるとのこと

 使用時にペアリング設定などは特に必要なく、そのままGoogle Pixel Tabletの画面をペンでタッチしてみると操作できました。

 試しにお絵描きアプリの「Sketchbook」で試してみると、鉛筆や筆といったペンをアプリで選ぶとしっかりと筆圧にも対応しているほか、ペンを寝かせたりすると太く、ペンを立ててペン先だけで書くと細くといった書き方にも対応しています。

筆圧やペンの角度もしっかりと検知

 また手のひらがディスプレイについていても、その部分は反応せずに、ペンのタッチだけに一応反応していました。一応というのは、ペンより先に手のひらをつけてしまうと、ディスプレイが反応してしまうこともあったので、使い方にはちょっとコツが必要ですね。

手のひらを置いてもディスプレイは反応しない

 筆者自身はそこまで絵心はないのですが、PDFの文章校閲をするときにタブレットとスタイラスペンの組み合わせはよく使います。使用するアプリは「GoodNotes」ですが、こちらでもやはりPenoval USI2.0は使用できました。

文字を書き込むなら、やはりペンは欲しい

 ペン先にあまり抵抗がなくちょっと滑るかなという感じですが、指や静電容量式のペンで文字を書き込むよりは雲泥の差です。Google Pixel Tabletを購入してペンが使いたいというユーザーにはオススメです。

製品名発売元実売価格
Penoval USI2.0 スタイラス ペンPenoval6990円