本日の一品
夜のランニング・ウォーキングに、マグネットで簡単装着の小型ライト
2023年5月17日 00:01
梅雨が明ければ猛暑の夏がやってくる。というかもうすでに暑い。健康のためにランニングやウォーキングをしている人も多いと思うけれど、暑いなかだと反対に不健康になりかねない。せめて涼しい朝や夜に運動したいところ。でも、暗い時間帯だと安全面が気になる。そこで今回手に入れたのが、暗くても安全にランニング・ウォーキングできるようにする小型のライト「ウォークマーカー」だ。
「ウォークマーカー」の一番のポイントは、マグネットで固定できること。小さなコインケースのような形で、Tシャツの袖などを挟み込むだけで固定される。ジョギング程度の揺れならズレたり落ちたりしないくらいの強さだ。外す時も引っ張るだけなのでカンタン。防滴性能をもち、肌に当たる側の素材はプラスチック板で、汗をかいても故障の不安はなさそうだし、丸洗いにも対応している。
実測約20gと軽量なのもうれしいけれど、それでも袖や裾などに装着していると、ランニング中に踊るように動いて少し気になるかもしれない。筆者はそれを避けるため首後ろの襟に取り付けることにした。こうするとランニング中に身体の上下動に連られてライトが動くことが少ないように感じられる。袖や裾だと、不意にマグネットの挟み込む力が抜けてしまったときにスルッと落ちてしまいそうだが、取り付け向きが反対になる襟ならその心配もない。
夜間、周囲からの視認性を高めるアイテムとしては反射板もある。でも、こういう自発光タイプは他からライトで照らされなくても発見しやすいので安全度はさらに高くなると思われる。しかも「ウォークマーカー」は赤、青、黄の3種類から好みの色を選ぶことができ、発光の仕方は点灯・点滅を切り替え可。バッテリー内蔵の充電式で、充電時間は約1.5時間、動作時間は点灯時が約5時間、点滅時が約7時間となっている。
光の強さも夜間の被視認性を確保するのには十分なレベルと思える。脱着の簡単さや軽量・コンパクトさを考えると、ランニング・ウォーキング用としてだけでなく、自転車のテールライトなどとしても使い勝手が良さそうだ。
弱点は、配光が基本的に1方向であることだろうか。筆者のように首後ろ側の襟に装着している場合、後ろから近づく人やクルマなどには気付いてもらえるものの、前方からは目立たないことになる。前方用と後方用に2つ同時装着すれば解決だけれど、そうなると脱着の手間が増えてちょっと面倒、というのがネックだろうか。
そういう場合、腕などに巻き付けて使うバンドタイプのLEDライトだと、前後はもちろん横方向にも発光するので都合がいい(筆者もこれまでお世話になっていた)。ただ、薄着になる夏に地肌に巻くとランニング中に擦れて痛くなりそう、といった問題がある。とりあえず、今年の夏はウォークマーカー2個装備で乗り切ろうかなあ。
製品名 | 発売元 | 販売価格 |
---|---|---|
ウォークマーカー | HAPPYJOINT | 1500円 |