本日の一品

在宅続きでヤバくなりそうな体重をスマート体組成計で厳重監視!

オムロンの体重体組成計で自分の体重を常に自覚する

 在宅勤務していると、わりと規則正しく3食とってしまううえに、当然ながら外を出歩くことも少ないので、ぼよんとしたお腹の肉がどんどん気になってくる。「これは間違いなく太るな。いや、もう太ってるわ」と危機感を覚えたので、室内でサイクルトレーナーを回してカロリーを消費するのと同時に、体重計も新しくして自分の体重を見張ることにした。

 すでに体重以外のいろいろなデータも計測できる体組成計を持っているので、次に買うならスマートな体組成計だろうと思い、選んだのはオムロンの「HBF-230T カラダスキャン」という製品。このシリーズの製品は型番の下1、2桁違いでいくつかバリエーションがあって、たとえばこの230Tは量販店などの専売モデルという扱いらしい。メーカー自身が販売している227Tや228Tと基本的には同じものだ。ちょっと混乱してしまうので統一してほしいところ……。

ほかによりコンパクトな製品もあるが、このHBF-230Tも十分に小さい

 それはともかくHBF-230Tを選んだ理由は、スマートフォンと連携してデータの履歴を残せる機能があり、比較的新しいモデルだったから。こういったスマートな家電製品は新しいものに限る(と筆者は勝手に思い込んでいる)。しかし、ハードウェアとしての出来はもちろんのこと、スマートフォンと連携するからにはそのアプリの出来も重要なポイントだ。

 なので、購入前にオムロンのアプリと、他メーカーのアプリをインストールして、インターフェースがしっかり今どき風に作り込まれていたオムロンの製品に絞った(実際に体組成計を購入して機器登録をしないと使い勝手は完璧には把握できないけれど)。

事前にスマホアプリをインストールして、インターフェースをチェック

 場合によっては、製品を購入してからアプリをインストールして、そこで初めて独特のインタフェースに触れて戸惑いつつ、それ以外に選択肢がないから仕方なく使い続ける……みたいなパターンに陥ることもある。そうならないためにも、あらかじめアプリも見ておくことは、これからのスマート家電の購入時には必須の作業として考えてもいいのかもしれない。

 で、実際の体組成計としての使い勝手は事前に想像していたとおり、実に楽ちん。最初にアプリか体組成計上で自分の身長や生年月日などを登録し、あとは体重計に数秒乗るだけ。使い始めにいちいち電源を入れなくても、乗るだけで体重、体年齢、体脂肪率、BMI、骨格筋率、基礎代謝量などが計測され、計測後はBluetooth連携しているスマートフォンに自動でデータ送信してくれる(スマートフォンのBluetooth機能がオンになっていて、ある程度近くにある場合に限る)。

体重などの計測は上に乗って数秒間待つだけ
すぐに結果表示
通常はスマートフォンに自動でデータ送信されるが、本体のボタン操作で同期することも可能

 アプリ上でいろいろな計測データの履歴をグラフ表示し、推移をひと目でチェックできるのは、やはりうれしい。室内サイクリングで毎日運動していると、体重や骨格筋率(筋肉量)が減っているか、増えているかが気になるもので、ガッツリトレーニングした翌日の体重の減少幅を見ると、とってもいい気分になったりする。そして、いい気分のままその日の食事が豪華になり、元の体重に戻ったりする……。

アプリに表示された計測値
年、月、週といった単位で各種計測値の推移を確認できる
1日のうちに複数回計測してもその都度データを残してくれる

 しかし少なくとも、体重などの推移がわかり、トレーニングの成果が少しずつ見えてくると、体重計に乗ることが自然と日課になるし、このまま順調に体重を減らしていきたい! 食べ過ぎにも気を付けよう! という意識が芽生えてくることも間違いないところ。外出自粛で体重が気になるものの、体重計に乗りたくないというジレンマを抱えている人こそ、スマートな体組成計を使ってみるべき、かも。

製品名発売元販売価格
体重体組成計 HBF-230T カラダスキャンオムロン9980円(税別)