本日の一品
隙がない! ケーブル内蔵モバイルバッテリー
2019年2月27日 06:00
ケータイ Watchをご覧の諸兄においては、モバイルバッテリーを常用しており、新製品情報には注目されていることと思う。折しも2月初めに、PSEマークなしのモバイルバッテリーが店頭から一掃されるといったこともあり、これを機に買い替えを検討したという方も多いのではないだろうか。そんな中、編集部より「隙がない」製品を借り受けることができたのでご紹介したい。
J-Forceブランドを展開する、モバイル周辺機器メーカー、フォースメディアから発売されたモバイルバッテリー「世界飛翼」が今回紹介する一品だ。「世界~」というペットネームの製品を他にもいくつか展開しており、店頭で見かけたこともあるのではないだろうか。電源世界に平和と安定をもたらす、というコンセプトのもと開発されている製品群のひとつだ。
基本スペックは、10000mAhの容量で5V/3.1A出力(最大)という、近年のトレンドを押さえた作りだ。「平和と安定」を謳うだけあり、過充電・過電流防止・短絡保護機能を備えているという。重量238gとややずっしりとした重みはあるが、幅75.5mm、長さ141mmと、ほぼiPhone XSと同サイズ。厚みは15.5mmに抑えられており、持ち運びしやすい。表面に充電状況を示すLED、本体横に電源ボタンを備えている。
特徴は、ケーブルを内蔵していること。しかも2本のケーブルを内蔵している。そのうち1本は備え付けで固定されているものの、もう1本は別売りのケーブルに変更することができる。ケーブル内蔵の製品自体は珍しくないが、用途に合わせて交換できるのは画期的だ。借り受けたものは、Lightningケーブルが固定されたものだが、microUSBケーブルが固定されたバージョンも用意されている。交換ケーブルはmicroUSBと、USB Type-Cがラインナップされているし、本体底面にはUSB出力端子があるので、かなりフレキシブルに運用できるだろう。
人にモバイルバッテリーを貸してほしいと頼まれるときに、端子の違いで結局貸せずじまい……というのはモバイルバッテリーあるあるなのではないだろうか。これまではmicro-USBとLightningの違いくらいだったが、これからはUSB Type-Cがどんどん増えてさらに混在することになる。そんな状況にも全く隙がない、容量10000mAhのバッテリーは相当頼れる存在になるであろう。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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世界飛翼 JF-PEACE12LMK | フォースメディア | 4980円 |