本日の一品

スマホで天井紙芝居、子供の寝かしつけに「おそらの絵本」

 親子のコミュニケーションが深まり、子供の感情や想像力などによい効果があると言われている読み聞かせ。今回ご紹介する「おそらの絵本」は、暗くした部屋で壁や天井に絵本のスライドを投影するというもの。ちょっと幻想的な雰囲気で絵本の読み聞かせできるのだ。

かわいいひつじの本体。左の円状のものがスライド部分になっている

 ひつじをかたどった本体には、絵本の内容を収録したスライドが入っている。これをスマートフォンのライトで照らして、天井へ投射するというわけ。事前に用意することと言えば、クリップ状の本体をスマートフォンのライト付近を挟むだけ。スマートフォンと本体、そして専用アプリさえあればいいので、どこでも使える。

使用している時はこのようになる

 絵本を読んであげるときはBGMが鳴るよう、スマートフォンのボリュームを上げておこう。場面ごとに効果音も鳴らすことができるので、お子様の没入度も抜群になるはず。あくまでもスライド式なので動画ではないが、あえてスライドであることが想像力を高めそうだ。

下のボタンで、森の音、ひつじさんが転がる音など場面にあった効果音演出ができる。
筆者的にはこのBGMだけで眠れると感じる、癒やしのBGMは7曲
追加のお話ディスクはひとつ864円。おなじみの絵本も多数ある

 本体に付属している絵本のスライドディスクは、ふんわりしたひつじが冒険する「すやすやコロコロ」のみだが、0歳向けから7歳向けまで現在12冊のコンテンツを買い足せる。

壁に投影したところ。投影先は白っぽい面のほうがおすすめ

 子供の頃、暗い部屋でメリーゴーランドのような走馬灯を見るのが面白かったのを覚えている。きっと天井に映し出される絵本も子供の記憶に長く残る絵本になるのではないだろうか?

製品名購入場所価格
おそらの絵本文房堂神田本店1944円