本日の一品

取り出しやすさでメインに昇格! ケーブル内蔵のモバイルバッテリー「世界トランプ」

世界トランプ。グレーの部分は埋め込まれたケーブル

 おサイフやスマホと同じレベルで、絶対忘れたくないアイテムの1つになっているのがモバイルバッテリーです。2日は、いや3日はもつ! といわれる最近のスマホですが、自分の使い方では1日の途中で心配になってくるレベルまで減ります。40%を切るとさすがに「ど……動悸が……」みたいな状態に。

 絶対忘れたくないので1つは保険用に鞄の中に常駐。1つは常用として、充電の済んだものを交代で鞄に入れています。最近では1万mAhを超えるモバイルバッテリーも安価になってきたので、複数用意して交代で充電するほうが時間のロスもないし安心。そんなわけでいくつか持っているのですが、今回は結構使い勝手のいいモバイルバッテリーと出会ったのでご紹介します。

同梱ケーブルがmicroUSBのみ(左)と、microUSB+Lightningの2本入りタイプの2種類がある

 「世界トランプ」という面白い名前のモバイルバッテリーで、サイズが約73×132×15mmで重さは約195g。容量が1万mAhとなっています。5.2インチのスマートフォンくらいのサイズで薄型。USB Aポートを2つ備えていて、合計3.1Aの出力で、2台同時に充電できます。

スマホっぽい本体

 何がいいって、このモバイルバッテリーはケーブルを内蔵してるんです。1つはLightningメインですが、microUSBケーブルも付属。付け替えて充電できます。もう1つはmicroUSBケーブルのみの製品。LightningとmicroUSBケーブルがセットのタイプは、iPhoneやiPadとAndroid端末を複数持ち歩いている人に便利です。

電源ボタンもついていますが、通常はケーブルを挿すだけで充電が始まります
内蔵ケーブルの以外に、USB A端子を1つ備える

 ケーブルそのものは10cm程度とかなり短め。最初は充電しながら使いにくそう、自分が持ってる巻き取り式のケーブルを忘れたときの予備かな、なんて思ってました。おそらくご覧になってるみなさんも同じことを考えたのではないでしょうか。

LightningとmicroUSBケーブルがセットのタイプ
取り外して付け替えられます。もちろん自分のケーブルも使えます

 しかし、気がついたら「世界トランプ」“だけ”取り出して、内蔵のケーブルで充電していました。カフェや飲食店で、食事中に充電しておきたいというときには、内蔵ケーブルだけで十分でした。しかもケーブルを挿すだけですぐに充電が始まり、しかも充電が早い。なんだかとても解放された気がしました。

iPhone 7 Plusを充電する様子

 本体がスマホサイズで薄いので、操作したいときはスマホと重ねて持てます。利用してるカバーにもよるかもしれませんが、女性の手でもバッテリーごと持っていても操作しづらいことはありません。そのとき内蔵の専用ケーブルが邪魔にならない長さでとても具合がいい。長いケーブルが必要なのはバッテリーを鞄に入れた状態で使うことを想定しているからですが、持てるならむしろ短いほうがいいですよね。

iPhone 7 Plusを充電しながら操作できます
薄めの鞄のポケットにも入ります

 おまけにショルダーバッグや鞄のポケットに入れやすいところも魅力だと思いました。 その日持つ鞄の収納力にあわせてバッテリーを持ち替えたりする身としては、選択肢の1つになります。

 最近のモバイルバッテリーは、ただ容量で選ぶのではなく、携帯しやすさや使いやすさも大事だと思うこの頃。その中で「世界トランプ」は選ぶ価値のあるバッテリーの1つではないかと思います。ケーブルの断線が心配という方、安心が欲しいという方はぜひお試しください。

製品名販売元購入価格
世界トランプ(Lightning/microUSB対応)フォースメディア5980円(税込)
世界トランプ(microUSB対応)フォースメディア4980円(税込)

【お詫びと訂正 2017/6/22 11:52】
 初出時、記事最後段にある価格表記に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。