てっぱんアプリ！
地図アプリにもタブ機能、超便利になった「Yahoo! MAP」
2023年4月7日 00:01
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します！
開発者： Yahoo Japan Corp.
価格： 無料
対応OS： Android 8.0 以降
カテゴリ： ナビ
このお店が気になるけれど、こっちのお店にも行ってみたい、評判が良くて近いところにしようかな……なんて地図アプリを開いて悩んでいるときに不便なのが、一度に1つの情報しか見られないこと。できればいちいち検索し直したりせず、現在地やスポット情報、ルートなど、複数の情報を見比べながら決めたい。「Yahoo! MAP」は、それをタブ機能でついに解決した！ 本稿掲載時点では、Android版だけの機能となるが、iOS向けも近日対応すると見られる。今回はそのタブ機能をご紹介しよう。
Webブラウザーのタブ機能がついに地図アプリにも
「Yahoo! MAP」は、主に日本国内の情報に特化した地図アプリ。Mapbox社の地図データを採用しており、通常の地図表示だけでなく航空写真による表示にも対応しているほか、鉄道路線や渋滞状況などを強調表示するモードも備えている。雨雲の状況を確認したり、レストランをはじめとするスポット情報、クチコミ・評価などをチェックしたりすることも可能だ。
そんな同アプリに最近加わったのが、タブ機能。Webブラウザーでは複数のWebページを開いておき、いつでもすぐに切り替えられるタブ機能は今や一般的だが、それと同じ考え方を地図アプリにも応用した、というものになる。
最大100個までのタブを開ける
アプリ内に常に表示されているディスク状のボタンをタップすることでタブ切り替え画面になり、さらに「＋」ボタンをタップすれば新規のタブを追加できる。各タブに表示している内容は他のタブに影響されないので、行き先などを調べている途中にタブを切り替えて他の調べ物をしてもOK。
たとえば行きたいスポットの詳細情報をたくさん表示してタブ切り替えしながら比較したり、複数のルート候補を比べたり、あるいは検索条件を変えて好みのお店を探したり、といったような使い方が可能だ。現在のタブの「複製」をワンタッチで作成できるので、「ラーメン」と「カレー」のどちらにしようか悩んでいるときに、両方のキーワードで現在地付近の検索結果を素早く見比べられるのも便利だ。
なお、開いておけるタブは最大100個。タブ切り替え画面の使い勝手としてもスマートフォンのOSがもつタスク切り替え機能に近く、わかりやすい。もしかすると、このタブ機能はいずれ他の地図アプリにも広がっていくのかも。
【お詫びと訂正】
記事初出時、iOS版が非対応であることを記述しておりませんでした。お詫びして訂正いたします。