てっぱんアプリ!
新しい買い物の形? 「メタパ」ならバーチャル空間で商品を“試せる”
2022年1月7日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
最新アイテムの“体験”に重きを置いたユニークなコンセプトのリアル店舗「b8ta」。2022年1月時点では東京都内に3店舗があるのみで、住んでいる場所によっては体験しにくい状況だったが、凸版印刷のアプリ「メタパ」で、「b8ta」をバーチャル空間で再現したものが登場し、誰でも気軽に入店できるようになった。果たしてどんな体験ができるのか、チェックしてみよう。
階層構造のバーチャル店舗を自由に歩いてショッピング
「メタパ」は、凸版印刷が提供するバーチャルショッピングアプリ。その中に、体験型ショップ「b8ta」のバーチャル版が登場した。昨今話題に上ることの多い「メタバース」的な要素を取り入れた形で、3D CGの仮想空間に階層構造のバーチャル店舗を再現し、その中をユーザーが自由に歩き回って、展示しているアイテムを見ていくことができる。
本稿執筆時点で、アプリ内でオープンしているバーチャル店舗は「Virtual b8ta」1つ。最初に自分の代わりとなるアバターを選んで入店し、画面上のパッドを上下左右に動かすことで、アバターを操作して店内を歩き回れる。パッド以外の部分をドラッグしたり、ピンチイン・アウトしたりすると、視点変更やズームイン・アウトが可能だ。
製品のアニメーションやAR表示、その場で質問も可
店内にはスタートアップなどから生まれた個性的な製品の数々が並んでおり、近づいてタップすると、その製品を拡大表示。製品の詳細な説明を確認できるとともに、精細な3D CGで再現された製品を回転・拡大して、あらゆる角度から眺められる。
さらに、製品によっては3D CGアニメーションで実際の動きを見たり、AR表示できたりするものもある。ARでは、端末のカメラ映像を通して製品を観察でき、自分の部屋にその製品を置いてみたときのシミュレーションをするのにも使える。
欲しいものが見つかったら、製品を取り扱っているECサイトにジャンプして購入できるようにもなっているが、もっと詳しく知りたいなら、店内に常駐しているスタッフに聞いてみるのもおすすめ。その場でテキストチャットや音声でやりとりして、納得してから購入するのもいいだろう。