てっぱんアプリ!
「Skype」のビデオ会議なら会話のリアルタイム字幕化もOK!
2020年4月17日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Skype
開発者: Skype
価格: 無料
対応OS: iOS 10.0 以降、Android OS
カテゴリ: ツール
ダウンロード: iOS Android
オンライン会議の活発化で注目を浴びているビデオ会議アプリ。そのなかでも注目したいのが、日本語会話の字幕化にも対応する「Skype」だ。字幕機能がどんな風に使えるのか、さっそくチェックしてみよう。
日本語の字幕化に対応する唯一のビデオ会議アプリ
「Skype」は、テキストメッセージやオーディオ、ビデオでやりとりできるメッセージアプリ。IT先進国と言われるエストニアで生まれ、現在はマイクロソフトが提供する比較的歴史の長いツールとなっている。本アプリでは1対1、もしくはグループでのオーディオ・ビデオチャットが可能で、そこで利用できる注目の機能が、会話のリアルタイム字幕化機能だ。
他のビデオ会議アプリにもリアルタイム字幕化機能が存在するものもあるけれど、現在の主要なビデオ会議アプリのなかで日本語会話の字幕化に対応しているのは2020年4月時点で本アプリのみ。使用方法はビデオ会議中に画面右下の「…」をタップし、そこから「字幕をオンにします」のスイッチを入れるだけだ。
相手の言葉が聞き取れない環境にあるときに
字幕機能をオンにしてしばらく待つと、相手が話した内容をほぼリアルタイムで字幕化し、映像の上に重ねて表示するようになる。連続的に発言しているときは一部の言葉が表示されるだけだが、発言が途切れたときに一連のセリフをまとめてテキスト表示する。字幕の上の位置に表示される矢印をタップすると、過去の発言の履歴を遡って確認することも可能だ。
自分のしゃべった内容は字幕化されず、字幕化されたテキストをコピーしたり、保存したりできないという制約があるのが残念なところ。それでも、はっきりした話し方をする相手の場合は高い精度で正しい日本語に変換される。周囲が騒がしくて聞き取れなかったときや、スピーカーをオンにできない状況にあるときの助けになるほか、聴力の弱い方にとっても役に立つはずだ。