てっぱんアプリ!
「OneDrive」にOffice Lensが統合! 紙書類のデータ化がもっと簡単に
2019年4月5日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: OneDrive
開発者: Microsoft Corporation
価格: 無料
対応OS: iOS 11.3 以降、Android 5.0 以上
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: iOS Android
紙の書類やホワイトボードの内容を撮影してデータ化できる「Office Lens」が、「OneDrive」に統合された。これまでも両アプリ間で連携してクラウドへのファイル保存などができたが、今後はOneDrive単体で素早く書類のデータ化が可能だ。
アプリ起動直後の画面からOffice Lensの機能を即実行可
書類データや写真などをアップロードして、他のデバイスとの共有も可能にする、マイクロソフトのクラウドストレージサービス「OneDrive」。Officeアプリとの密接な連携機能もあり、利用している人も多いだろう。このOneDriveにOffice Lensの機能が統合された。
Office Lensとは、紙の書類やホワイトボードの内容などを写真撮影すると、自動で台形補正や画質調整などが行われ、見やすいデータで保存できるアプリ。これがOneDriveに統合され、アプリ起動後の画面右下に表示されるシャッター風のボタンをタップするだけでOffice Lensと同等の機能を呼び出せるようになった。
文書ファイルはテキストのコピー&ペーストもできる
取り込める主な被写体は、紙の書類、ホワイトボード、名刺、紙焼き写真の4種類。これらのなかから選んでカメラをかざすと被写体が認識され、シャッターを切るだけで画像にして取り込める。撮影時に被写体が斜めになっていても、正面から見たようなきれいな長方形に自動補正されるようになっている。複数ページの文書や名刺の表裏なども連続的に取り込んで、1つのデータとしてクラウドにアップロード可能だ。
クラウドへアップロードされた後にデータを開くと、テキストが含まれる文書は文字認識も行われ、文字部分は選択可能となる。他の文書にコピー&ペーストもできるので、紙の書類を完全にテキストデータ化したいときにも役立つだろう。会議メモのデジタル化や名刺の独自管理などがこれまで以上に楽になり、OneDriveの活躍の場をさらに広げられそうだ。