てっぱんアプリ!
実はPayPayアプリも可。QRコードで相手と手早くファイル交換する方法
2018年12月21日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: QR Tools
開発者: Michael Kokoschka
価格: 無料
対応OS: Android 6.0 以上
カテゴリ: ツール
ダウンロード: Android
わずか10日間で幕を閉じてしまったものの、PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」で強く記憶に残ったQRコード決済。もともとQRコードはWebへの簡単なアクセスを可能にするツールとしても身近なものだったわけだけれど、これをクラウドストレージサービスと一緒に使ってみると、目の前にいる相手とのファイル交換もぐっと楽になる。その方法をチェックしてみよう。
メールアドレスなどをやりとりせずにファイルを渡すには?
クラウドストレージサービスでは、個々のファイルやフォルダごとにアクセス用のリンクを生成することで、知り合いとデータの受け渡しができる。ただ、そのリンクをやりとりするには、共有したい相手のメールアドレスがわかっていなければならず、わかっていたとしてもメールアドレスを入力するのは手間に感じる時もある。特に目の前にいる相手に直接その場で渡したいときは、メールなどを経由するのは回りくどい。
そこで活用したいのがQRコードだ。ファイル交換用の特殊なアプリはもっていなくても、QRコードリーダーならインストールしている人は多いはずで、スムーズなやりとりが期待できる。ここでは「QR Tools」というQRコード生成アプリと、Dropboxを利用した方法を紹介したい。大まかな手順としては、Dropboxで生成したリンクをAndroidの「共有」機能で「QR Tools」と連携し、QRコードを生成。それを相手にQRコードリーダーで読み取ってもらう、という流れになる。
QRコード読み取りはPayPayの「スキャン支払い」でもOK
まずはDropboxにアップロードしている写真などから相手に渡したいファイル、フォルダを選択して、メニューから「共有」を選び「リンクを生成」をタップする。次に、表示される連携先アプリの一覧からQR Toolsを選ぶ。見つからなければ「すべて表示」で画面をスクロールして探そう。QR Toolsをタップすればリンクが入力された状態のQRコード生成画面に遷移するので、画面下部にある「GENERATE QR CODE」をタップしてQRコードを表示し、準備完了。相手にQRコードリーダーで読み取ってもらおう。
相手がQRコードリーダーをインストールしていることが前提となるが、実はPayPayアプリの「スキャン支払い」のQRコード読み取り機能を使えば、共有リンクのアクセス先であるWebサイトも問題なく閲覧できる。少なくとも相手がPayPayユーザーならすぐにファイル交換ができるというわけ。連絡先を教えたくない相手とのその場限りのファイル交換手段としてもおすすめだ。