てっぱんアプリ!

アプリを自動分類して探す手間を減らす「Glextor」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

◇   ◇   ◇

アプリ名: Glextor アプリ マネージャー & オーガナイザー
開発者: Glextor Inc.
価格: 無料
対応OS: Android 4.0 以上
カテゴリ: ツール
ダウンロード: Android

 スマートフォンを使い続けるうちに増えていくアプリ。ドロワーから起動しようと思っても、アプリが多すぎて目的のアプリがなかなか見つけられない……といったような経験はないだろうか。手作業でアプリを整理するのも面倒だなあという人は、「Glextor」にお任せしてみよう。

アプリを自動分類する「Glextor」

起動するだけで即座にアプリがカテゴリー分け

 「Glextor」は、スマートフォンにインストールしているアプリを自動で分類するランチャーアプリ。本アプリをインストールして起動するだけで分類処理が始まり、あらかじめアプリ内で定義されているカテゴリーに個々のアプリが割り当てられる。その後はゲーム、コミュニケーション、ショッピング、ビジネスといった19カテゴリーの中から、使いたいアプリを探し、タップで起動するだけ。ユーザーが一切手間をかけることなく、あっという間にきれいにカテゴリー分けされて探しやすくなる。

起動すると即、自動分類するかどうかの確認ダイアログが表示
「続行」すると分類処理がスタート。約200個ほどのアプリの処理を数十秒かからずに完了

 一部のアプリは「割り当てなし」に分類されたり、Webブラウザー系アプリが「コミュニケーション」に分類されたりと、ユーザーによっては想定していないカテゴリーに分類されていると感じるアプリもあるので、そういうときは手動で別のカテゴリーに移動できる。新しいカテゴリーを作って独自に分類することも可能だ。

19のカテゴリーに分類される
思いがけないカテゴリーに分類されているものは手動で再設定できる

カテゴリーごとホーム画面に登録してさらに使いやすく

 いわばドロワーと同じ役割をもつアプリとして使えるため、ホーム画面のドロワーボタンを置き換えて使うのもいい。もしくは、一部のカテゴリーのアプリをよく使うような場合は、カテゴリーごとにホーム画面にショートカットとして追加するのもおすすめ。たとえば仕事用のアプリが分類されている「ビジネス」カテゴリーを長押しし、ポップアップするサブメニューから「デスクトップアイコ...」をタップすると、ホーム画面に「ビジネス」カテゴリーのショートカットフォルダが表示される。

画面下部中央にあるドロワーボタンの代わりに置いて活用するのもアリ
カテゴリー一覧でロングタップするとサブメニューが表示
「デスクトップアイコ...」を選び、アイコンの見た目をカスタマイズ

 ショートカットフォルダをタップすると、ビジネス系アプリのアイコングループがポップアップし、その中のアイコンをタップすればアプリを起動できる。ホームアプリが何であるかを問わず、ホーム画面から素早くショートカットフォルダにアクセスできるようになる、というわけ。しかもその準備に必要な手間が最小限で済むのがポイントだ。ホーム画面に大量のアイコンが散らかっているような人は、いったんそれらは削除して、本アプリで改めて整理してみてはどうだろうか。

アイコンの見た目をカスタマイズし、「追加」でショートカットフォルダがホーム画面に配置
ショートカットフォルダのタップで中身がポップアップ。手間をかけずに整理でき、しかもよく使うアプリに一段とアクセスしやすくなる