てっぱんアプリ!
ローカル、PC/Mac、クラウド上のファイル検索に「File Explorer」
2018年3月30日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: File Explorer
開発者: Skyjos Co., Ltd.
価格: 無料(有償版File Explorer ProはAndroid 363円、iOS 600円)
対応OS: iOS 9.0 以降、Android OS
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: iOS Android
あのファイル、絶対どこかに保存したはずなのに……。そう思っていくら探しても、見つけられなかった経験はないだろうか。スマートフォンのストレージやSDカード、PC、そして、クラウドストレージと、今はファイルの保管先となる場所が増えていることもあって、ファイルが探しにくくなっているかもしれない。でも「File Explorer」を使えば、そんな問題も解決できそうだ。
無償版でもWindowsにアクセス
「File Explorer」は、さまざまなストレージにアクセス可能なファイル管理アプリ。端末内蔵ストレージやSDカードに保管しているファイルの参照、操作はもちろんのこと、ネットワーク上にあるWindows PCの共有フォルダにアクセスすることもできる。Windows上のファイルの一覧、他のアプリと連携した閲覧、キーワード検索、リネーム、削除、スマートフォンへのダウンロードなどが可能で、音楽ファイルや動画ファイルはストリーミング方式で再生できるようにもなっている。
ただし、無料版のFile Explorerでアクセスできるのは、残念ながら端末内蔵ストレージとSDカード、Windowsの共有フォルダのみという制限がある。さらに多くのネットワーク機器やクラウドストレージとも連携して自在にファイルをやりとりしたいなら、有償版のFile Explorer Proを使ってみよう。
環境を問わずファイルをやりとり可能
有償版のFile Explorer Proでは、アクセス可能な範囲が拡大する。Windowsに加えてネットワーク上のmacOSやLinux、NASにアクセスでき、Dropbox、OneDrive、Google ドライブといったクラウドストレージにも対応する。どのストレージ上でもキーワードでファイルを検索できるので、どこに保存したのか忘れてしまったファイルも効率的に探せるはずだ。
それらストレージに保管されているファイルは単純にスマートフォンへダウンロードできるのはもちろんのこと、端末内のファイルと同じようにコピーや移動もできる。例えば、Windows上のファイルを直接的にmacOSにコピーしたり、Dropbox上のファイルをOneDriveにコピーしたり、あるいはDropboxからWindowsにコピーしたり、というようなファイル操作が可能。行方不明になっていたファイルを素早く発見し、管理しやすいように整理するところまで、スマートフォン上で楽に行なえるだろう。