てっぱんアプリ!

プレゼンでスマホ画面を操作するときは、「画面録画アプリ」で事前準備

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: 画面録画アプリ
開発者: Kitasoft
価格: 無料
対応OS: Android 5.0 以上
カテゴリ: ツール
ダウンロード: Android

 プレゼンなどで、スマートフォンの画面を操作してデモンストレーションするような場面はないだろうか。その場でスムーズにこなせればいいが、複雑な操作になると失敗したり、手間取ったりしがちだ。本番でミスしそうならば、あらかじめ「画面録画アプリ」を使って画面操作を録画し、動画で見せる形にしてみよう。

画面の動きを動画に記録できる「画面録画アプリ」

スマートフォンの画面をシンプルに録画

 「画面録画アプリ」は、画面を録画して動画ファイルにするアプリ。スマートフォン上で操作した内容や、アプリの動きをそのまま動画にできる。Webサイトを閲覧する様子を記録したり、アプリの操作手順を動画にしたりすることで、静止画のスクリーンショットよりも具体的にわかりやすく見せることが可能だ。ビジネスの現場では、相手に画面操作・遷移の流れを説明するプレゼンなどの際に活躍するだろう。

 機能や使い方はごくシンプル。起動すると画面に小さな操作パネルがポップアップするので、記録したい画面を表示させたら操作パネルのビデオカメラアイコンを押して録画をスタートしよう。ストップするときは通知パネルから操作するか、電源ボタンを押すか、またはスマートフォンをシェイクする。シェイクした場合は、ストップ操作が録画されることがないので、後で動画編集することなく必要なところだけをきっちり見せられるのがうれしい。

起動すると画面に操作パネルがポップアップ
ビデオカメラアイコンのタップで録画がスタート。通知パネルのほか、電源キー、端末のシェイクでストップできる

撮りにくい静止画スクリーンショットの取得にも

 録画した動画は、他の動画プレーヤーと連携して再生できる。共有機能を使い、クラウドストレージやメールアプリを介して他のデバイスにコピーしたり、他の人に渡したりもできる。もちろんSNSに投稿するのもOKだ。

 録画時の解像度も設定できる。1080p/720p/480p/QVGA(320×240ドット)/QCIF(176×144ドット)などから選択できるので、細かい文字までしっかり見えるようにしたいときは高解像度を選びたい。反対に、大まかに見える程度で良い場合やSNSなどにシェアする目的の場合は、データ容量の少ない低解像度を選ぶのがおすすめ。

他のプレーヤーアプリと連携して録画した動画を再生
共有機能で動画ファイルをクラウドに保管したり、SNS投稿したりできる
ファイル容量が気になるときは録画解像度を変更しよう

 スクリーンショットを撮りたいけれど、その画面が一瞬しか表示されなかったり、操作の都合上ベストショットを狙って撮るのが難しいケースもある。そういう場合もひとまず動画で記録し、後で他のアプリを使って静止画を抜き出す、という使い方もアリだ。