スタパ齋藤の「スタパブログ」

 ここのところ、ライターをアレコレと試していた。気分良く使えるライターを探していたのだ。

 あ。書き手じゃなくて、着火する道具のライター。

 あ。禁煙っていうか脱煙しちゃったんで、喫煙のためではない。汎用的で気分良く使えるライターを探していたんですな。

 タバコ吸わなくなると、「あ~、ライターがない~!!」とか急に不便を感じることがアリガチ。化繊紐の切り口を炙り留めるとか、服やバッグから飛び出た短い紐を焼き切るとか、お墓参りでお線香に着火とか、イロイロ。そういうときに使う汎用のライターを探していた感じ。

 ライターの条件としては、まずガス注入式。また、ガス残量が容易に確認できること。事前にガスを満タンにして出かけたりできるからだ。

 それから電子着火式であること。フリント(発火石)式だとフリントの備蓄が面倒だし、使うたびに微細な金属くずが出てイヤ~ンな感じなので。

 あと、できればチャッカマン的に、対象からやや離れて着火できるようなしくみがあること。アウトドア用のガスストーブなどに着火するときに、火傷の危険が少ないからだ。

 それから、ターボライターではなくて、普通の炎が出るライターであること。ターボライターは火が消えにくいので、ときとして便利ではある。が、火力が強すぎると感じることも多い。ターボライターだと何かを軽くあぶるような作業はしにくく、対象を焦がしちゃいがち。

 そして、これはかな~り重要な要素だが、「CR(チャイルドレジスタンス)機構」を搭載しないもの。いわゆる「ライター規制」の対象外となっているものがいい。

 要は「ライター規制」対象のライターって、着火ボタンがヤケに重いとか、ロックを解除してから着火しないといけないので面倒とか、いろいろ使いにくいのだ。しかし、市販されている多くのライターは「CR機構」を搭載した「ライター規制」対象品となっている。

 で、こういう条件で探した結果から言えば、新富士バーナーの「スライドガスマッチ ST-407SK」がいちばん良かった。同社の「スライドガストーチ ST-480」の「普通の炎バージョン」といった製品だ。

 もーこの「スライドガスマッチ ST-407SK」最高っすわ~。「CR機構」ナシでしょ~、普通の炎でしょ~、火口が約6cm伸びるでしょ~、そして電子着火式でガス注入式でガス残量確認窓付き。さらにストラップホールおよびネックストラップ付き。完璧♪

 なお、「ライター規制」対象外のライターの販売や購入は違法ではない。詳しくは日本喫煙具協会のPDFにあるが、「CR機構」付きのものと「CR機構」ナシのものが売られている。後者はなかなかナイですけど。

俺的条件にバッチリとマッチしたライターこと、新富士バーナーの「スライドガスマッチ ST-407SK」。※写真はメーカーウェブサイトより抜粋。
こちらは新富士バーナーの「スライドガストーチ ST-480」。ターボライタータイプで強い炎が出る。※写真はメーカーウェブサイトより抜粋。
ニャッカマンってニャにかしら? 火らしい。火は嫌いなの。ぼぼぼ、ぼくは少し好きだけど猫缶のほうが好きです。ニャニャニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。