スタパ齋藤の「スタパブログ」

 メーカーのサポート電話サービスを頻繁に利用する俺。フツーに「使っている製品に関する問い合わせ」をするときも使うんですけど、それ以上に「記事執筆時に疑問点を質問するため」にも電話しまくるんであった。

 ホントはメーカーの広報担当者に電話で訊けばいいんですけど、俺の場合、じつはメーカーの広報さんに連絡を取ることがかなり少なかったりする。というのは、製品を買って記事を書くことが多いから。

 製品について記事にする場合、一般的にいちばん多いケースは、メーカーから製品を借りて試用して記事にするという流れ。まずはメーカーに対して貸出依頼をすることになる。普通はそこで広報担当者とのやり取りが発生するわけですな。製品を借りるツイデに資料や広報写真をもらったり、製品の特徴なんかを訊いたり。

 でも俺の場合、「うわコレ欲しい」と思って買って使ってその印象等々を記事化するパターンが多いので、メーカーの広報担当者とやり取りする機会が少ない。メーカーから借りることもあるが、たいていは編集者が貸出手配を行ってくれるので、借りモノのレビューなんかでも、メーカーの広報担当者とやり取りすることは希なのだ。まあこういう分野のフリーライターとしては特殊だと思うが、そんな感じである。

 なのでぶっちゃけ、広報担当者のメールアドレスとか電話番号とか知らないんですよ。そこで、手っ取り早くメーカーのサポート電話サービスを使っちゃうわけですな。

 で、最近使ったメーカーのサポート電話サービスで秀逸だったのが、プロフォトロジテック。あとダイソン。非常にイイ感じであった。

 プロフォトは、「D1 250 Air」というストロボの調光に関してアレコレ質問した。それに対して非常にわかりやすく実践的に答えてもらえた。細かいコトを訊くべく何度も電話したが、都度イイ感じであった。また電話しちゃお♪ とか思った。

 ロジテックは、「Bluetooth3.0対応高音質ウッドボディスピーカー LBT-AVSP3000」のトラブルについて訊いた。ら、対応もバッチリだったのだが、先回りして関連情報を教えてくれる雰囲気で、とても頼りがいがあった。

 ちなみにこの「トラブル」とは、iOS6でBluetooth接続したときに音が出なくなったり途切れたりするというもの。原因はiOS6側にあるが、ロジテックは自社製品のファームウェアアップグレードで対応している。

 ダイソンは、レビューのために借りた掃除機である「DC48 モーターヘッド」に関する質問のためにサポート電話にかけた。これまた的確で詳しい対応をしてくれて好印象。具体的には「DC48の排気がミョーに熱いんですけど、こういうモンなんですか?」的な質問。これに対し、なぜそうなるのかという理由、それが安心できる現象である理由などまで含め、詳しく答えてくれた。

 どのサポート電話にも「説得力」というのが共通してましたな。客が納得するだけの材料なり対応なりをキッチリと提供してくれる感じ。無闇に冗長でないあたりも良かった。そういう対応だと、電話したあとにかなりのスッキリ感が残るので、とても気分がイイっす。

Profotoのモノブロックストロボ「D1 250 Air」。無線で光量など変えられる電源装置内蔵式ストロボなのだ。超便利。そして非常に高性能。
ロジテックの「Bluetooth3.0対応高音質ウッドボディスピーカー LBT-AVSP3000」。左右チャンネルがセパレートのアクティブスピーカーだ。
うかちゃんもニャポート電話で話をしてみたいです。ぼぼぼ、ぼくもニャポート電話で話をしてみたいです。ニャ。ニャニャニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。