驚いたよヒラメのポンプヘッド

2010年6月11日 06:00

 拙者、わりと律儀で真面目な側面があったりするので、自転車(スポーツ自転車)に乗る前は必ずタイヤに空気を入れる。いったん空気を抜いて、適正な空気圧になるまで注入、という作業を毎回ヤッてるんですな。

 こうするとですね、気持ち良く走れるんですよ。途中で「あ、なんか空気圧下がってる」的なコトを発見して「だから疲れてるのかも」と濁った気分になることなく、「空気圧は適正だから拙者の体力不足で疲れてるのだ」と正々堂々真っ向から疲れることができるからなのか? そうなのか>俺!? 気持ちいいのかソレ>拙者?

 さておき、走る前に毎回空気入れをシュコシュコしてるわけだが、この作業にストレスを感じていた。空気がちゃんと入ったり、入らなかったりするのだ。要は空気入れがショボいのである。

 そこで自転車野郎のフニャ田さんに「空気が入らねぇんですよイラつくんですよ!!」と相談した瞬間「ヒラメのポンプヘッドなんですよ齋藤さん!!」とのこと。

 そこで早速ヒラメのポンプヘッドを激購入。空気入れの先っちょの金具部分なんですけど、4000円とかして高いんであった。

 が、使ってみたらビックリ。使い方にちょっとコツ&慣れが要るものの、それを掴めばコンスタントに空気がシッカリ入る。ヘッドのズレも漏れも外れもほぼ無し。何より、空気入れを押し下げたエネルギーの分、しっかり空気が入っているという感覚に驚いた。

 拙者、フロアポンプ(携帯型じゃない空気入れ)はマイナーなメーカーの廉価品で、空気圧ゲージ付きのものを使っている。が、そのままだと空気がイマイチうまく入らなかったり漏れたり。空気注入中、微妙に漏れるので、空気圧ゲージがマトモに働いているのかどうかもちょっと疑わしかった。

 んだが、このフツー的なフロアポンプのヘッド部のみをヒラメのポンプヘッドに交換したら、上記のように使用感が激変。そして、空気圧ゲージもマトモに機能するようになった──ポンプに加えた力とタイヤに空気が入っていく感覚とゲージの針の動きがキッチリと一致し、ポンプのゲージのみで適正空気圧を入れられるようになった。ポンプヘッドがポンプの実力を引き出した!?

 後で調べてみたら、ヒラメのポンプヘッド、多くの自転車野郎に絶賛されているようだ。なかには「あんなのダメ」とか言う方もあるようだが、空気入れにムカついている方は、一度誰かにヒラメのポンプヘッドを使わせてもらうといいかもしんない。で、気に入ったら買う、みたいな。

最初に購入したヒラメのポンプヘッドの縦カム型。後に「こっちが使いやすいであろう」と考えて横カム型を購入した。エアの漏れにくさなどはどちらも同様、かなり最高感が高い。が、バルブに合わせて調整しつつ使う必要(若干の面倒)もある。ヒニャメってニャにかしら? 自転車らしいけどホントはお魚なんだよ。うかちゃんも自転車に乗りたいな。ぼくはお魚が食べたいです。ニャ。ニャニャ。的な。