HDMIケーブルが画質におよぼす影響

2009年1月21日 11:00

問題のノーブランドHDMIケーブル。手持ちのHDビデオカメラとPC用HDMI対応ディスプレイをこのケーブルで接続すると特に問題ナシだったりする。が、REGZAとDIGAをコレでつなぐとトラブル発生。細かな相性問題があるんでしょうか?

 拙宅テレビこと東芝REGZAで、アクトビラ観たいニャ~ということで、パナソニックのDIGA DMR-BW930を購入した。

 拙宅REGZAはH3000 42Vで、そのままではアクトビラを観られないので、外付けのデッキ……と考え、Blu-ray対応でアクトビラにも対応していて現在型落ちとなった直後で割安なDIGA DMR-BW930を買った感じっス。

 早速接続。まずはDIGAとREGZAを。HDMIケーブル1本で接続完了だーゼ~!! と、お手軽だったが、その直後にHDMIケーブルの品質が画質におよぼす影響を大体験!! くわッ!! そーなのかーッ!? と。

 結論から言うと、ヘボいHDMIケーブルでビデオレコーダーとテレビを接続すると、画質も音声も明らかに劣化するケースがあるということだ。って書くと、一瞬“オカルト”な雰囲気ですな。しかし拙宅の場合、明白だったんスよ。

 最初、なるべく短く嵩張らないHDMIケーブルで接続しようと考えて、フラットなケーブルで接続した。ノーブランド品っぽいケーブル。で、一応、ビデオレコーダーからの映像がテレビに映る。のだが、時々、音声が途切れたり。あるいは、画像がグギッと右にズレたり。さらには音声も映像も消えて“非常に鮮明なドットで構成される砂嵐状態”になったり。

 うぁ~トラブルだァ!!

 疑ったのは、まず、新たに購入したDIGAの初期不良。しかしアレコレ試したらDIGAは正常な様子。

 次にHDMIケーブルの接触不良。でもコレも問題ない様子。

 さらにREGZAとDIGAの相性……って、そりゃねえだろとか思いつつもシラミ潰しにトラブルの可能性を考え試しの数十分であった。

 まさか、と思いつつ、試しにHDMIケーブルを交換した。上記のフラットなものから、太くて少々扱いにくい国産有名メーカー製HDMIケーブルに換えたら、一発で問題が解決しまくり尽くしたのであった。えぇ~っ? と思って試したが、なーんか再現性ありまくりなので、最初に試したケーブルが元凶だったらしい。

 ……HDMIって、そーゆー感じなんですか? 数万円のケーブルと1,000円のケーブルの微細な画質的差異についてはノーコメントな拙者だが、ここまで明らかに信号伝達用導線としての品質差があると、ん~、安物買いはしないほうがいいんだろうか!?

テレビの真ん前に座ってこちらを眺めるのが好きな拙宅猫うか様。注目を浴びたいらしい。