ヲタク落語でございます
ニャニャニャ、ニャンと!! 吉田さんらのグループは、このようなヲタク落語CDまで作っていた!! コミケで売ってみたそうな。なんか楽しそうですのう。 |
このエントリのタイトルと同じ件名のメールをいただいた。「もしや!?」と思ったら、やっぱり、ニッポン放送の吉田アナウンサーからであった。
ナニなに、今度は何を衝動買いしたのかナ!? と思ったら、吉田さん、仲間内で落語をやっているとのこと。YouTubeやニコニコ動画でその様子が見られる(演じているのは吉田さんのお仲間)。
この“ヲタク落語”だが、実に味わい深いっつーかオモシロがれるコンテンツなのであった。古典落語をベースに、内容をヲタク方面(アニメやマンガ)としている。落語の「饅頭こわい」の起承転結で、内容的にはガンダムだったりする。
古典落語としてもオタクカルチャーとしても楽しめる……とか一瞬思えるが、元ネタとして古典落語もオタク方面も知らないと笑えなかったりするニッチでハードルの高いコンテンツになっている。落語もオタク方面も好きな人なら、かなり笑えるのでお試しあれ。とは言え、ベースとなっている古典落語も、扱われているマンガやアニメも、かなり有名どころなので、誰でも楽しめるかもしんない。
にしても、プロの噺し家……じゃなくてプロのアナウンサーなのに、なーんでこんなに激隙間産業的なジャンルに真っ向から(趣味で)挑んでいるのかーッ!? と思ったが、あ、あのノリか? と心当たりが。
4年くらい前に、拙者、スタパバンドとかスタパストリームといったインターネットラジオコンテンツを作ってたんですよ。で、その時に、吉田さんにもご出演いただいた(けど、諸事情により配信せずじまい)。
さておき、その時、「プロのアナウンサーにフザケた架空のCMを読んでもらおう!!」という勢いになって、そんなふうなニセCMを2本作ったんですな。そのCMの原稿は、以下のとおり。
『この番組は、高機動型ザクのジオニック、リックドムのツイマット、マラサイのアナハイムエレクトロニクス、F-91のサナリー、以上各社に協賛されたつもりで、東京千代田区三番町インプレスをキーサーバに、全世界に向けて配信しています』
『この番組は、爪楊枝からスペースシャトルまで──シャフトエンタープライズジャパン、マニュピレイト・ユア・ドリームズ──トヨハタオート、燃える男の菱井インダストリー、技術の篠原重工、以上各社に協賛されたつもりで、東京千代田区三番町インプレスをキーサーバに全世界に向けて配信しています』
てな感じ。ガンダムとパトレイバーですな。これ、実際に吉田さんに読んでもらって録音したんですけど、局アナがマジメ&通る声でコレを読むと、ヒッジョーにおもしろいんですよ。ああ聴かせたい~。
なんつーか、このヲタク落語、全力を注いでピンポイントの人を楽しませる、という心意気において、このニセCMと同じ方向性なんだなぁと納得した拙者ナリ。