有機LEDパネルのキーボード

2006年2月15日 09:00

 以前に話題になったロシア発の“キートップが液晶表示のキーボード”だが、コレがついに発売されるらしい。

 と思ったら、キーはたったの3つ。えー84個とか101個とかじゃないのぉ!? なーんだ、つまんないなぁ、とは、思えなかった。

 この有機LEDパネル実装のキー、表示がやっぱりスゲく美しいではないかっ!! 単にこのように小さくキレイに表示されるだけでソソるではないかッ!! 非常に欲しいではないかーッ!! 極めて即座に購入したいではないかぁぁァーッ!!

 そういう欲望は置いておくとしても、コレってけっこーちょっと使えるんじゃないスか? アクティブなアプリケーションを認識して、それに応じてキーの機能や表示が変わるって、ちょっと便利っぽい。使い方によっては、多ボタンマウス的に、手放せない便利ガジェットになるかも。

 ところで、コレって複数台併用できないのだろうか。併用できるんなら4台くらい買ってキーボード上部に並べたりしてサイバー感を堪能するとともにやや高度な便利感を享受していきたいのだが。でも、なんか、何となくだが、複数台併用は無理なような気が。

 なお、PC Watchのその記事の最後には「フルキーボードの「Optimus」は2006年末の発売予定となっている」とあった。年末にはあの激美しく非常にサイバーなOptimus Keyboardが出てくるわけですな。

 しかし、キー3つで100ドルとか言ってるので、キーサイズは小さくなるとしても101個とかになると……10万円超えたりしませんか? 10万円だったら酔った勢いでポチッと買うかもしれない有機LED萌えの俺なんですけど、ホントは24万8,000円とかしちゃったりしませんか? 美術品価格になったりしませんか?

 Optimus Keyboardの写真があるページでは、応用例として各国語対応表示にしたり、あるいはアプリ専用表示にしたりしている。ゲーム対応の表示もさせているが、移動キー押しっぱなしでそのよーな超高価キーボード使うの怖いんですけど(キーがヘタったらどうしよう!?)。

 Optimus Keyboardは極めて突き抜けてモノごっつく魅力的で出たら買っちゃいそうな逸品だと感じるが、キートップがビシバシ変更できかつ低コストなハードウェアとしては、あるいはIdeazonのZboardとかのほーが発展性・現実性があるように思ったりする。

 ともあれ、Optimus Keyboardのフルキーボード版については、ぜひぜひ“アートな品物”として終わらないで欲しい。