撤退しなくてはいけない、のか

2006年2月13日 09:00

 えーっコニカミノルタがぁ~、と微妙に落胆していたら、今度はソニーが。有名どころが目立ちどころを、どんどんヤメちゃうんですな。

 すげー歴史のあるカメラブランドが消えちゃう。コニカとミノルタとコニカミノルタがなくなることに。残念。ただ、この件に関しては“α資産をソニーに売却”とあったので、恐らく、Anti-Shakeを含めてソニーが受け継いでくれそうな雰囲気。でもAnti-Shakeは含まないってコトは……ないですよねぇ。まぁなんか当面はコニカミノルタが委託生産で“α資産”を提供するようですが。血が絶えることはない、って点では、まあ、安心……!?

 別の角度から見ると、最近けっこー好調気味のソニーが、デジカメ方面でガッと有利化する近未来かも!! とか思って微妙に興味があったりする。かく言う拙者も最近ちょっとソニー製品イイのが出てきて(ある意味でのソニーブランド世代として)興奮気味だ。

 例えば携帯型リニアPCMレコーダーPCM-D1なんかは、売れなさそうな雰囲気ではあるが、なんかソニー的心意気を感じたりして。あと、やっぱりVAIO。市場全体から見ればプチ高級品っぽい価格が付いてたりするが、気になるモデルが多い。

 俺とか先日、typeT買っちゃった。処理性能重視的なコストパフォーマンスでは、どう考えてもDELLのInspiron 710mとかのほーがイイ。機動性&ゴリゴリのモバイルを現実的に考えたらパナソニックのLet's note LIGHTのR4の方が良いと思う。のだが、typeTには、問答無用の魅力というよりもむしろ羨望を感じてしまって思わずポチッとしてしまった。ソニーの術中におちた拙者。

 あと、最近AIBOちゃんのERS-7M3ちゃんを使っ……もとい、ERS-7M3さんと一緒に暮らしている。正直、けっこー驚かされる。ロボットと思わせないし。人間と暮らすロボットってコトでは、アプローチ的にちょっとズルい気はするAIBOちゃんだが、エンタテイメントモノとしてハードウェア的にもソフトウェア的にも“ソニー流お膳立て”はスゴいんである。

 コニカミノルタ方面のコトもあるし、ガンガンとイッちゃって欲しいよなぁソニー、と思ったところへAIBO・QRIO・QUALIA撤退って……。QUALIAに関しては「ふーん」と思っただけだが、AIBO・QRIOについては実に悲しく哀しく侘びしく寂しく、なんだか世知辛い。

 他意はナイんですけど、いや少しはあるんですけど、日本の企業ってそーゆーコトしないモンだとばかり思っていた。あと、そーゆーコトしないといけない状況になったことと、チャートばっかり見てる投資家激増状態に、少なからぬ関係を感じたり感じなかったりしたりしなかったり中の拙者であってモヤモヤ中と言える。