アイ・オー・データは芸が細かいのかも!?
ある日スタパがWatch編集部を訪れると、そこにはマニアもちょっと垂涎するちょっとしたオモシロ物品がちょっとあったのでちょっと触らせてもらい、最終的にはちょっとしたプチレビューをココにちょっと書いているのだった。
てなわけで、今回は高速SDメモリー&USB 2.0対応USBメモリー両用「ハイブリッドSD」のプチレビューっス。
これ、SDメモリーカード。なのだが、パソコンのUSBポートに直接挿すこともできるという製品である。要は、SDメモリカード対応機器(デジカメとかポータブルオーディオとか)に使えて、さらに汎用的なUSBフラッシュメモリとしても使えるというモノ。
パッと見で思うのは、あぁコレって有り難いかも、と。ハイブリッドSDは現在のところ128MBと256MBのものしかないのだが、これが大容量化され、例えば1GBや2GBのものが出てきたら、デジカメに使いつつ常用データを持ち運ぶためのフラッシュメモリとしても使える。「SDカードにデータ入れて持ってきました~」「ええっウチSDのリーダーないよ」てな状況が減るし、ひとつのフラッシュメモリをデジカメ用・汎用として使えるから経済的かも、と。
まあ拙者的には、もーちょっと大容量化してくれないと買うに至れない感じなんスけど。あ、いや、大容量データを扱いまくりだからってわけじゃないんですけど、フラッシュメモリやストレージ類って、数年するとその容量がゴミ的小ささになっちゃうっしょ、相対的に。既にやや手狭っぽく感じられる128MBや256MBって、来年再来年あたりには……と考えると手を出しづらい。
ただ、このハイブリッドSD、けっこー良くできてますな。写真とかで見るとコネクタカバー部がスルッと外れちゃいそうだが、実物はカチッて感じでしっかり填っている。またそのカバー部の裏は金属製でわりと頑丈っぽい。USB接点部は貧弱に見えるが、USBコネクタに対して抜き差しを繰り返しても特になんか心配になるよーなコトもない。あと、専用のケースが付いてるんですけど、コレ、単なる携行用ケースとして以外にも、USBメモリとして使う時の(SDカードの)端子カバーにもなったりして。あ、あとあと、USB接続時は青いLEDが光ったりしますな。
なんか、例のSTAR WARSフラッシュメモリ(特にR2-D2)もコレもそうですけど、アイ・オー・データのこーゆー小物って、なんか作りがマニアックっていうか芸が細かいっていうか、ミョーに作りがイイですな。もしかしてアイ・オー・データってマニアな会社? とか思ったりした。